

占領下の日本をわかりやすく解説します。
目次
1 敗戦後の日本
日本は、ポツダム宣言に基づき、朝鮮や台湾などの植民地をすべて失い、領土が北海道・本州・四国・九州とその周辺の島々に限られた。
沖縄と奄美大島、小笠原諸島は、アメリカ軍の直接統治の下に置かれた。
北方領土は、ソ連によって不法に占拠された。
日本は、アジア・太平洋地域の占領地から、軍隊を撤退させた。
しかし、シベリア抑留や中国残留日本人孤児などの問題が起こった。
一方で、日本にとどまった朝鮮の人々も数多くいた。
2 国民の苦難
戦争は、国民に壊滅的な打撃をあたえた。
空襲によって、多くの人々が住宅を失い、工場も破壊された。
復員や引き上げで、人口が増え、失業者があふれた。
食料の不足は、深刻だった。
都市の人々は、農村に買い出しに行ったり、闇市に出かけたりして、飢えをしのいだ。
3 占領の始まり
終戦後、日本は、アメリカ軍を主力とする連合国軍によって占領された。
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指令に従う間接統治の方法がとられた。
= GHQの最高司令官はマッカーサー
GHQの基本方針の1つは、徹底的に非軍事化すること。
- 軍隊を解散させる
- 戦争犯罪人(戦犯)を極東国際軍事裁判(東京裁判)にかける
1946年1月1日 昭和天皇も「人間宣言」を発表し、「天皇は神である」という考え方を否定した。

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 ポツダム宣言(せんげん)- 戦後の対日処理方針を表明した
〇 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)-《General Headquarters》総司令部
〇 マッカーサー - GHQの最高司令官
〇 非軍事化 - 日本が再び戦争をできないようにすること
〇 極東国際軍事裁判(きょくとうこくさいぐんじさいばん)= 東京裁判
👉1942年1月、日本軍が侵攻し、アメリカ軍の総司令官マッカーサーが「I shall return.」という言葉を残して撤退した国は、次のうちどこでしょう。※ 出典 日本軍の占領と軍政「世界史の窓」から作成
A フィリピン B タイ C インドネシア D オーストリア
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
1 日本は、(①)宣言に基づき、朝鮮や台湾などの植民地をすべて失った。
2 連合国軍最高司令官総司令部(②)の指令に従う間接統治の方法がとられた。
3 GHQの最高司令官は(③)。
4 GHQの基本方針の1つは、徹底的に(④)化すること。
- 軍隊を解散させる
- 戦争犯罪人(戦犯)を(⑤)裁判(東京裁判)にかける
💮 答え
① ポツダム宣言(せんげん)
② 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)
③ マッカーサー
④ 非軍事化
👉1942年1月、日本軍が侵攻し、アメリカ軍の総司令官マッカーサーが「I shall return.」という言葉を残して撤退した国は、次のうちどこでしょう。※ 出典 日本軍の占領と軍政「世界史の窓」から作成
A フィリピン B タイ C インドネシア D オーストリア
答え A フィリピン

これで基礎学力バッチリです。