48 大日本帝国憲法

スポンサーリンク
🌸 10分集中してやれば、確実に実力アップします(できる)。

伊藤博文(いとうひろぶみ)のイラスト

大日本帝国憲法をわかりやすく解説します。

1 憲法の発布(はっぷ)

1882年 伊藤博文らは、ヨーロッパに派遣され、ドイツやオーストリアの憲法を学んだ。
伊藤博文が中心となって、憲法の草案を作成し、枢密院(すうみついん)で審議を進めた。
1889年2月11日 天皇が国民にあたえるという形で大日本帝国憲法が発布された。
憲法では、天皇は国の元首(げんしゅ)として統治する、と定められた。
また、帝国議会は、皇族・華族などによって構成される貴族院と,公選議員で組織される衆議院との2院からなった。
憲法に続いて、刑法民法商法なども制定され、地方政治の制度も整備された。
1890年 明治天皇によって、教育勅語(きょういくちょくご)が出された。
   → 忠君愛国道徳が示され、教育の柱とされた。

2 議会の開設(かいせつ)

1890年 第1回衆議院議員選挙が行われた。
選挙権があたえられたのは、直接国税15円以上を納める25歳以上の男子 - 有権者は総人口の1.1%(約45万人)にすぎなかった。
日本は、アジアで最初の近代的な立憲制の国家となった。

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 伊藤博文(いとうひろぶみ)- ヨーロッパに派遣され、君主権の強いドイツ憲法を学んだ  

〇 大日本帝国憲法(だいにっぽんていこくけんぽう)- 1889年2月11日に公布   

〇 帝国議会(ていこくぎかい)- 大日本帝国憲法に基づく議会  

〇 貴族院衆議院(ぎぞくいんしゆうぎいん)- 華族・皇族など選挙で選ぶ

〇 直接国税15円以上納める25歳以上の男子 - 第1回衆議院議員選挙の選挙権

投票箱のイラスト(選挙)

選挙の歴史クイズに挑戦
👉めての衆議院選挙では,たくさん税金めている25歳以上男女選挙権があった から選びなさい。

A ホント B ウソ 

👉ての衆議院選挙では,投票するとき,自分名前かないといけなかった から選びなさい。

A ホント B ウソ 

👉選挙には立候補制度がなかった から選びなさい。

A ホント B ウソ 

※ 出典 『選挙歴史クイズに挑戦! 福岡市』から

答えは最後に

 ふり返り

◇ に当てはまる言葉を答えなさい。(は数字) 

1882年 (①)らは、ヨーロッパに派遣され、ドイツやオーストリアの憲法を学んだ。
1889年2月11日 天皇が国民にあたえるという形で、(②)が発布された。
(③は、皇族・華族などによって構成される(④)院と,公選議員で組織される衆議院との2院からなった。
選挙権があたえられたのは、直接国税(⑤)円以上を納める25歳以上の男子 - 有権者は総人口の1.1%(約45万人)にすぎなかった。

💮 答え

① 伊藤博文(いとうひろぶみ)

② 大日本帝国憲法(だいにっぽんていこくけんぽう) 

③ 帝国議会(ていこくぎかい)

 貴族衆議院(ぎぞくいんしゆうぎいん

 直接国税15以上納める25歳以上の男子
 
👉めての衆議院選挙では,たくさん税金めている25歳以上男女選挙権があった

答え A ホント B ウソ 

👉ての衆議院選挙では,投票するとき,自分名前かないといけなかった

答え A ホント B ウソ 

👉選挙には立候補制度がなかった

答え A ホント B ウソ 

※ 出典 『選挙歴史クイズに挑戦 福岡市』から

伊藤博文は、初代内閣総理大臣として知られる政治家ですが、実は合計4回内閣総理大臣になっています。1000円札の肖像にもなりました。これで基礎学力バッチリです。

タイトルとURLをコピーしました