345 『ハーバードの人生を変える授業』「感謝する」

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ピンク色のつつじの写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

ハーバード大学で教育を受け、

組織行動論で心理学の博士号を取得した心理学者

タル・ベン・シャハーさんの著書

ハーバードの人生を変える授業』から学んだ

世界最高学府の学生たちを最も熱狂させた

授業」をお届けします。

2 感謝をしていた人は、幸福感が高くなる

ハーバードの人生を変える授業

心理学者のロバート・エモンズマイケル・マッカローは、

一連の研究の中で、被験者を2つのグループに分け、

1つのグループには、

「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」

という実験をしました。

 

被験者は、感謝の対象として、

両親やローリング・ストーンズ、朝の目覚めから神さままで、

ありとあらゆることをリストに書き込みました。

 

毎日1~2分、感謝する時間をとったことは、

思いもかけない効果をもたらしました。

感謝できることを考えたグループは、何もしなかったグループに比べて、

人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、

幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになりました。

 

つまりもっと幸せになって、意思が強くなり、エネルギッシュで楽観的になったわけです。

また、人に対してもっと優しくできるようになり、

手伝いを積極的に申し出るようになりました。

 

最終的に、感謝をしていた人々は、

よく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、

身体的な不調も減ったのです

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3 今日、おもしろいこと、何があった?

ハーバードの人生を変える授業

エモンズマッカローの研究が発表される3年前の1999年9月19日から

私は、このワークを毎日行っています。

 

息子のデヴィッドが3歳になったときからは、

ちょっと形を変えて、このワークを一緒にするようにしています。

 

毎晩、私は息子に聞きます。

今日、おもしろいこと、何があった?

そのあと、息子も私に同じ質問をします。

夫婦の間でも、お互いのことや一緒にいられることで、

ありがたいと思えることを定期的に確かめ合っています。

 

このワークを習慣にすれば、

幸せになるために特別な出来事を必要としなくなります。

 

今日はノートに何を書こうかと思って日々を送ると、

普段起こるいいことに、もっと気づきやすくなるからです。

感謝のリストには、

大事に思う人の名前や、あなたがしたことや誰かがしてくれたこと、

また書いているうちに、気がついたことなども是非ぜひ入れてみてください。

4 あなたが感謝できることは何ですか。自分の人生でありがたいと思うことは何ですか。(Think

ハーバードの人生を変える授業

感謝ノートをつくるAction

 

この1週間、感謝することを毎日5つ書きとめるようにしてください。

このワークで大事なことは、おざなりに行うのではなく、

しっかりと意識を持って行うことです。

 

そのためには、書いていることを目の前に思い浮かべたり、

書きながら、もう一度経験しているように感じたりしてください。

 

たとえば、「両親」と書いたりしたら、

両親の姿を、きちんと頭の中でイメージしてください。

 

もし「パートナーとの会話」と書いたとしたら、

一緒に話したときの感情を、もう一度味わうようにしてみましょう。

 

感謝することを書きとめる作業を1週間続けたら、

その後も、少なくとも週に1度はこのワークを行うことをお勧めします。

 

このワークの恩恵は計り知れません。

5 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • 毎日1~2分、感謝する時間をとった人は、幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになった。
  • Actionとして、感謝ノートをつくり、感謝することを毎日5つ書きとめるようにすると、幸せになるために特別な出来事を必要としなくなる。

早速、毎日感謝する時間をとりましょう。

そして、もっと幸せになって、エネルギッシュで楽観的になりましょう!

出典 ハーバードの人生を変える授業 筆者 タル・ベン・シャハー 訳者 成瀬 まゆみ 発行所 大和書房 画像はYahoo検索から

 

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