331 松下幸之助塾主の「掃除で政治の要諦をつかむ」

スポンサーリンク

出典 画像 松下政経塾

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、

PHP研究所創設者

松下幸之助(まつした こうのすけ)さんの述書

リーダーになる人に知っておいてほしいこと』から学んだ

人間として成長し成功する

パワーフレーズ」をお届けします。

2 太閤秀吉という人  

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

太閤秀吉という人がどんな人やったか知らないけれども、

講談や小説で聞く限りでは、彼は最初、信長ぞう取りだった。

草履取りというのは、あんまり身分の高い仕事と違う。

どっちかと言えば、軽輩けいはいの仕事やな。

しかし彼は、その軽輩の仕事と思われるような最も低い仕事を、

きわめて大切にやった。

全身全霊ぜんしんぜんれいをぶつけてやった。

 

それでしまいには、履くときにが冷たいから、

ぬくめてあげたほうがいいだろうということで、ふところに入れた。

そして、信長が出てくるときに、懐から出してそろえたわけや。

信長は、草履を履いた。

すると温いから、しりいておったんや、けしからんと思って怒った。

ところが秀吉は、怒られても文句は言わない。

それからも、しゅう一貫いっかんやっていくうちに、信長のほうもわかってきた。

尻に敷いて温めてけしからんやつだと思っていたが、違うと。

あれは懐で温めているのや、えらい誠意のある男やなとなって、

結局それが、信長に通じたわけや。

そんなことから、信長はだんだんと秀吉を重要視するようになって、

しまいには、おのれ片腕かたうでと頼みにしたわけやな。

出典 画像 松下政経塾

3 どんな仕事でも精神をこめてやらなければいけない

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

どんな仕事でも、単純な仕事でも、真心をこめてやらないと具合が悪い。

そこから、いろいろなものが生まれてくるわけや。

掃除の仕方でも、やっているうちに、

こういう掃除の仕方があるということがわかってくる。

植木のあいだを掃除していても、

こういうふうにしたほうがもっと早くきれいになる、

のためにもなると気づく。

そんなことまで考えるような人は、

しまいには、植木の職人になるかもわからん。

そうすると、植木屋になっても非常にいい仕事ができる。

君が植木屋になるわけやないけれども、

どんなにつまらんと思う仕事でも、

やる以上は精神をこめてやらなければいけない。

 

ところが果たして、全員が朝の掃除を30分間、

誠心誠意やっているかどうかという問題やな。

形式的にやっているだけだったら、それはもう、何も身につかんわけや。

植木のあいだを掃除している。

が落ちている。

その落ち方を見て、

この植木は傷んでいるから、もっとをかけてやらなければいけない、

というようなこともわかってくる。

掃除をしていながら、植木を育てることもできるわけや。

すべてにおいてそうなれば、

商売をしていても、こういう商売の仕方は具合が悪い。

将来の日本のためにならない。

将来の日本のためになるには、商売の仕方を変えないといけない。

そのためには、この法律は必要ない、

この法律があったらかえってじゃまになるから、

この法律を変えなければいけない。

するとさらに、そのためには政治はこうあらねばならない、

ということまで、発想していくことになる。

4 掃除から政治の真髄をつかめる

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

掃除をしている過程において、偉大な政治の要諦がつかめるわけや。

こうしてやればいいという程度やったら、単なる掃除で終わってしまう。

そういうことやな。

掃除に出てくる人もあるし、出てこない人もあるということ聞いたから、

そんなことでは具合悪いなと思った。

掃除をするということの意義を知らない。

なぜ政経塾掃除というものをさせるかというと、

掃除から政治はいかにあるべきか、ということまで発想できるからや。

それで掃除も大事やというふうに考えている。

諸君は、他の何についてもそういう見方をしないと、

非常に浅くなってくる。

深いものをみ取ることがことができないわけや。

だから、掃除をしていても、

政治真髄しんずいをつかめる人と、単なる掃除で終わってしまう人と、

10年の間に格段の差ができるわけや。

(1980年10月24日)

 オザビエルの願い

どんな仕事でも、単純な仕事でも、真心をこめてやれば、

いろいろなものが生まれてきます。

掃除の仕方でも、やっているうちに、

こういう掃除の仕方があるということがわかってきます。

 

どんなにつまらんと思う仕事でも、

やる以上は精神をこめてやって

深いものをみ取って、いきましょう。

出典 『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』 松下幸之助(まつした こうのすけ)述書 松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)編者 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から

タイトルとURLをコピーしました