
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者
稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書
『 六つの精進 』から学んだ
すばらしい人生を実現するための
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「ありがとうございます」と感謝する毎日を送るべき
![六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために](https://www.sunmark.co.jp/book_imgs2/978-4-7631-3098-3.jpg)
「六つの精進」の四つ目は「生きていることに感謝する」です。
この「感謝する」ということは、大変大事なことです。
自明のことですが、人はけっして一人では生きていけません。
空気、水、食糧、また家族や職場の従業員たち、さらには社会など、
人は、自分を取り巻くあらゆるものに支えられて生きています。
いや、生かされているのです。
そういうふうに考えたとき、健康に生きているのであれば、
そこには自然と、感謝の心が出てこなければなりません。
感謝の心が生まれてくれば、
人生に対する幸せを感じられるようになってくるはずです。
生きていること、いや、生かされていることに感謝し、
幸せを感じる心によって、人生を豊かで潤いのあるすばらしいものに、
変えていくことができると、私は信じています。
不平不満を持って生きるのではなく、現状をあるがままに感謝し、
さらなる向上をめざして一生懸命に努力をする。
そのためにも、まず、生かされていることを神に感謝し、
自分を取り巻くすべてのものに、「ありがとうございます」と感謝する毎日を送るべきだと思います。
3 感謝の言葉は、自他の心を和ませる
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しかし、感謝の心をもてと言われても、
なかなかできるものではありません。
私も若いころは、
ウソでもよいから「ありがとうございます」と
感謝することが大切だと自分に言い聞かせていました。
ウソでも「ありがたい」と自分に言えば、
気持ちも少しは楽になりますし、心も明るくなってくるはずです。
まして、自分の心を素直に表し、
「ありがとうございます」と感謝の念を口に出せば、
それを効いた周囲の人々はよい気持ちになってくれて、
和やかで楽しい雰囲気がつくり出されていきます。
逆に不平不満の鬱積した刺々しい雰囲気は、
自分を含めた周囲の人々にも不幸をもたらしていくと思います。
どんな些細なことに対しても感謝する心は、
すべてに優先する大切なものであり、
「ありがとうございます」という言葉は、大きな力をもっています。
この言葉は、
自分自身を気持ちのよいすばらしい境地へと導いてくれるとともに、
それを聞いた周囲の人々をもやさしいよい気持ちにする万能薬なのです。
私も、「ありがとうございます」という言葉を、
ずっと言い続けてきました。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
感謝の心が生まれてくれば、
人生に対する幸せを感じられるようになってくる。
「ありがとうございます」は、
自分自身を気持ちのよいすばらしい境地へと導いてくれるとともに、
それを聞いた周囲の人々をも、やさしいよい気持ちにする万能薬。
小林 正観さんの『もうひとつの幸せ論』でも、
まわりに感謝している人はうまくいく。
「ありがとう」を言い続けていたら、甲子園優勝。
と記されています。
「ありがとうございます」という言葉を、
ずっと言い続けていきましょう。
必ずいいことが山ほど起こります。
出典 『 六つの精進 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から