
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者
稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書
『 六つの精進 』から学んだ
すばらしい人生を実現するための
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 毎日一生懸命に働く
![六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために](https://www.sunmark.co.jp/book_imgs2/978-4-7631-3098-3.jpg)
「六つの精進」の最初は、「誰にも負けない努力をする」です。
「経営の原点12ヶ条」でも、私はみなさんに
「誰にも負けない努力をする」ということを強く説いていますが、
「六つの精進」では、これを第一番にあげています。
企業経営をしていく中で一番大事なのは、
「誰にも負けない努力をする」ことです。
言葉を換えれば、
「毎日一生懸命働く」ことが最も大事なことなのです。
また、幸せな人生、すばらしい人生を生きるためにも、
毎日真剣に働くことが第一条件です。
つまり、すばらしい人生を生きるにせよ、
すばらしい企業経営をするにせよ、
誰にも負けない努力をすること、一生懸命働くことが必要です。
このことを除いては、
企業経営の成功も、人生の成功もあり得ないのです。
一生懸命に働くことを忌み嫌い、少しでも楽をしようと思うならば、
企業経営の成功はもちろんのこと、すばらしい人生を得ることはできません。
極端に言えば、一生懸命に働きさえすれば、経営は順調にいくはずです。
これから厳しい不況が襲ってくるかもしれませんが、
どんな不況がこようとも、どんな時代になろうとも、
一生懸命に働きさえすれば、
十分にそれらの苦難を乗り切っていけるはずです。
一般には、経営をするには、
経営戦略、経営戦術が大事だと言われていますが、
一生懸命に働くということ以外に成功する道はありません。
3 一生懸命に働くことが成功につながる
![六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために](https://www.sunmark.co.jp/book_imgs2/978-4-7631-3098-3.jpg)
振り返ってみれば、
わたしは27歳で京セラという会社をつくっていただき、
以来経営の道へと入ったわけですが、
経営のケの字も知らなかったために、会社をつぶしてはいけない、
わたしを支援して会社をつくっていただいた方々に、
迷惑をかけてはならないという一念だけで、
必死になって働いてきました。
毎日、朝早くから、
夜は12時過ぎ、たいていは1時、2時まで働いていました。
それを連日のように繰り返し、努力を重ね続けてきたわけです。
京セラは2009年に創立50周年を迎えました。
考えてみますと、
創業以来この50年間、一生懸命に働き通してまいりました。
そのことが今の京セラをつくっているということを考えても、
一生懸命に働くことが成功につながるということは、
間違いないことだと思います。
一生懸命に働くということ以上の経営のノウハウはないのです。
企業経営者に限らず、学者や芸術家でも、
立派な業績をあげた方々はみな、
ひたむきに一生懸命に働いて努力を重ねてこられた人ばかりです。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
企業経営をしていく中で一番大事なのは、
「誰にも負けない努力をする」こと。
言葉を換えれば、
「毎日一生懸命働く」ことが最も大事なこと。
毎日真剣に働けば、幸せな人生、すばらしい人生を得ることができる。
さあ、黙々と一生懸命働くことが、すばらしい結果を招くと信じて、
日々、努力を重ねていきましょう。
出典 『 六つの精進 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から