301 足りないことよりも、今の恵みを数えてみる

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徳之島の茅葺屋根民家「あずまや」の写真

今日は、オザビエル(私)が、

心理カウンセラー

植西 聰(うえにし あきら)さんの著書

くらべない』から学んだ

心豊かに幸せに生きる

パワーフレーズ」をお届けします。

2 老子にまつわる話

くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]

古代中国の思想家・ろうにまつわる話を紹介しましょう。

 

あるところに老子のことを快く思わない学者がいました。

その学者老子の家を訪れ、イヤミったらしくこう言いました。

あなたはボロい家に住み、食事も質素のようですね。

貧乏暮らしも大変でしょう

すると、老子は次のように返答したのです。

 

私はあなたよりも豊かな生活をしていると思います。

家の前には小川が流れていて、川魚かわうおがたくさんとれます。

裏の畑からは、たくさんの野菜がとれます。

いずれも新鮮だから、なにを食べてもおいしい。

それに、ここは風通しがいいから、夏は涼しく過ごせます。

冬はたきぎがたくさんあるから、寒い思いをしないですみます。

これのどこが貧しいと言うのですか。

木箱に入ったかぼちゃの写真

3 「足るを知る」心で生きる

くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]

要するに、

今の暮らしに満足すれば、いちいち他人と比較しないですむし、

不満を持つことなく、心豊かに生きられる

ということを、老子はその学者に言おうとしたのです。

 

こうした生き方を確立するためには、

足りないことよりも、今のめぐみを数えてみることが大切になってきます。

 

言い換えると、るを」心で生きるようにするのです。

 

自分がすでに持っている幸せを見つめ直すようにするのです。

 

そうすれば、忘れかけている恵みが再認識さいにんしきできるようになります。

 

他人にはない自分ならではの恵みに気づくようになります。

 

そうした心がけがあれば、人と比較して心をへこませることなくなるでしょう。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

古代中国の思想家、老子

足るを知る」心で生きるとは、

今の暮らしに満足すれば、心豊かに幸せに生きられるということ。

 

足りないことよりも、今の恵みを数えてみる

自分がすでに持っている幸せに気づきます

いちいち他人と比較しないですみ、

不満を持つことなく、心豊かに生きられます。

 

どうぞ、「足るを知る」心で生きてみてください

自分が、心豊かな生活をしていると思えば、

きっと『毎日が幸せいっぱい』だと思います。

 

出典 『くらべない - もう凹まない!傷つかない心の習慣』 植西 聰(うえにし あきら) 発行所 永岡書店 画像はYahoo検索から

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