295 人生の目的は心を磨き、他に尽くすこと

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者 

稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書

『 人生を意のままにする力 心。 』から学んだ

人生を生き抜くための

パワーフレーズ」をお届けします。

2 心を高めること、を磨くこと

心。―人生を意のままにする力

人生の目的とは、まず一つに心を高めること

言い換えれば、を磨くことにほかなりません。

 

ともすると私たちは、富を手に入れたり、

地位や名誉を求めたりすることに執着し、

日々、自らの欲得よくとくを満たすために奔走ほんそうしてしまいがちです。

しかし、そうしたことは人生のゴールでもなければ目標でもありません。

 

生涯の体験を通して、

生まれたときよりもいくばくかでもが美しくなったか。

わずかなりとも人間性が高まったか。

そのことのほうがはるかに大切なのです。

 

そのためには、日々の仕事にしんに取り組み、懸命けんめいに努力を重ねること。

それによって心はおのずとけんされ、人格は高められて、

より立派なへと成長をげる。

まずは、そのことに私たちが生きる意味があります。

 

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3 人のため、世のために尽くすこと、「利他の心」で生きること

心。―人生を意のままにする力

そしてもう一つ、人生の目的をあげるとすれば、

人のため、世の中のためにくすこと

すなわち利他りたの心」で生きること

 

自らの欲得を抑え、やさしい思いやりの心をもって、他のために尽くす。

それもまた、私たちが命を与えられた大切な意味だと言えるでしょう。

 

心を高めること、そして「利他の心」で生きること━━

この二つは一体かつ不可ふかぶんで、

他のために尽くすことによってこそ心は研磨され、

また美しい心をもつからこそ、をできるだけ抑え、

利他と思いやりにあふれたよき我をできる限り発現はつげんさせていく。

 

そのことがを磨き、心を高めることにつながります。

そしてそれによって人格がとうされ、

人生はさらにすばらしく、豊かなものになっていくのです。

 

どんな人でも、この世に生を受けた限りは幸せになる権利があります。

それどころか、幸せになることが、私たちの生きる義務であろうとすら思っています。

 

美しい利他の心をもって世のため、人のために力を注ぐとき、

私たちの人間性は磨かれ、幸福や充実がもたらされ、

その人生もより深い意義と価値あるものになっていくのです。

 

すべては『心』に始まり、『心』に終わる━━それこそが、

私が歩んできた80余年人生で体得してきたじょうの知恵であり、

よりよく生きるための空極のごくでもあります。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、人生の目的とは、

 

まず一つに心を高めること言い換えれば、を磨くこと

もう一つは、人のため、世の中のためにくすことすなわち利他りたの心」で生きること

そして、よりよく生きるための空極のごく

すべては『心』に始まり、『心』に終わる。

 

まずは私たちが、自分の心を高めること、そして人のため、世の中のためにくすこと

生きている限り、この目的に到達できるように、こつこつと努力していきたい。

出典 『 人生を意のままにする力 心。 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

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