225 落ち込んだときは「場所」の力を借りる

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富士山と大地 青空 yam0075-009

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

明治大学文学部教授

齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書

『本当に頭がいい人の メンタル習慣100 』から学んだ

100人のSPに守られているのと同じ

パワーフレーズ」をお届けします。

2 土地がもつ力を借りる

本当に頭がいい人のメンタル習慣100

土地には、人の心に影響を与えるパワーがあります。

美しい土地に行くと心が洗われたり

神聖な気持ちになったりすることがありますよね。

坂本龍馬は海を見ると落ち着く、と言っていたそうです。

自分1人ではどうしても気持ちを落ち着かせられないというときは、

土地の力を借りて平穏を取り戻しましょう。

 

土地がもつ力を借りる

その典型が「霊山」と呼ばれる富士山です。

昔から富士山には力があるとされ、その力を借りるために、

人々は山に向かって拝んでいました。

富士山だけでなく、

日本では人が死んだら、が山にかえると考えられており、

それぞれの山が力をもつと言われています。

 

このような土地の力は、人が抱くイメージで決められるため、

どのような土地がよい土地かは、人によって異なります。

生まれ育った故郷のある土地、苦労したときに住んでいた土地など、

それぞれの土地に自分のアイデンティティ(独自性)になるような思い出があるでしょう。

楽しい思い出がある土地に行くと、なんだか心が穏やかになるように、

気持ちが土地と結びついていることも多いのです。

3 自分の感情は天地とともにある

本当に頭がいい人のメンタル習慣100

哲学者の大森しょうぞうは、「天地じょう」という考え方を提唱しました。

これは「天地にも情がある」という意味で、

人間の心は、天地の一部という考え方です。

例えば、青空の下で海水浴をしたときの晴れ晴れとした気持ちも、

森林浴をしたときの穏やかな気持ちも、

その感情は自分の内側だけにあるものではない。

その土地がもつ情と自分の気持ちが合わさって、感情が生まれているわけです。

 

自分の心と風景を一体化させ、気持ちを共有化していると考えると、

抱いていたわだかまりも軽くなります。

感情を個々にもっているのではなく、

天地のなかで漂っているものだと考えると、

心が解放されるのではないでしょうか。

4 オザビエルの願い

オザビエル(私)にも、パワースポットが2つあります。

1つは故郷の丘や池を思い起こさせる近くの総合公園です。

毎日散歩しますが、なんだか心が穏やかになります。

もうひとつは、野球のスタジアムです。

高校野球の応援に行くと、全力プレーする選手から元気をもらいます。

 

忙しい毎日で、気分が沈んだときは、ぜひパワースポットを訪れてください。

出典 『本当に頭がいい人の メンタル習慣100』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 宝島社 画像はヤフー検索から

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