188　人の喜ぶことを言うのが人の道です

言葉は「言霊ことだま」というエネルギーを持っています。

そのエネルギーは、波動となって伝達されます。

そのエネルギーを使うか使わないかによって

人生に大きな違いが出てきます。

幸せにになりたいと誰もが願っているいるでしょう。

それを達成するために、言葉をフルに活用することです。

どんなときでも、「ついてる」という言葉を言いましょう。

それが運に勢いをつける一番いい方法です。

「ついてる」と言うだけですから、簡単でしょう。

「ついてる、ついてる」と言ってると、

実際に「ついてる」ことがどんどん起きてきます。

なぜなら、「ついてる」と言えば、幸運の波動がやってくるから、

あなたの周りは「ついてる」ことでいっぱい。

いつも「ついてる」という言葉を口にしていると、

知らない間にとてもハッピーになっているから不思議。

だって、本当に「ついてる」ことばかりに包まれるから、

自然にハッピーになるんです。

ただ、「ついてる」と言っているだけ。

出会う人すべてに、愛ある言葉を話しましょう。

愛ある言葉とは、人を喜ばせる言葉のこと。

人のイヤがる言葉を言わない。

人の喜ぶことを言うのが人の道です。

それだけで、絶対に幸せになれるんです。

いつも感謝を忘れないことです。

感謝を口に出して言うと、

また感謝したくなるようなことが続けて起こるの。

それで、また感謝する。

だから、感謝している人には、いいことばかり起きます。

グチや不平不満ばかり言っている人は、感謝の心のない人。

そういうのを「魔寄まよせ」と言います。

魔を寄せつける人には、つきがありません。

ついてないときこそ、「ついてる」って言う。

そんなときでも、「ついてる」と口に出して言う訓練が大事なんです。

お経きょうのように「ついてる」と唱となえていると、

頭が勝手についてる理由を探すように働いてくれる。

すると、想像もできないぐらい最高の出来事が起こってきますから、

ダマされたと思ってやってみてくださいね。

成功したいと思ったら、神さまの意思に従うことなんです。

この世には「宇宙の法則」があります。

それは、絶対的な存在を意味します。

つまり、すべてがこの法則に従って動いているということで、

その絶対的存在を私は神さまと呼んでいます。

「宇宙の法則」は、神さまがつくったルールですから、

人はみなそのルールに従えば、

成功することができるようになっています。

そのルールとは、自分も楽しみ、周りの人に喜ばれることです。

神さまがつくったルールと異なる行動をするとき、

人は不幸になります。

そして、死んでから帰るあの世は、魂たましいの世界、想念の世界です。

そこでは、願いごとは全部かなえられます。

私たちの魂は、あの世にいる間に、

現世でどう生きるかを自分で決めているんです。

だから、この世の出来事は偶然ではないの。

あの世でちゃんと青写真を描いてきたんです。

通常、前世のことを忘れて生まれてくるのは、

現世の修行のさまたげになるからです。

いずれにしても、しっかり生きて、しっかり死ぬことが大事なんですね。

何かができるという才能もセンスも、

すべて神さまから与えられたものです。

だから、威張いばったりしてはいけない。

それらを神さまに与えてもらったことに感謝すべきなんです。

人間はとかく人より、優れたものを持ったり、

手て柄がらになるようなことをしたりすると、

自分の力で成じょう就じゅしたと思って、傲慢ごうまんになりがちです。

でも、傲慢になったとき、人生のツキはなくなります。

私たちの日常生活で心の中に「御おん柱ばしら」を立てるとは、

自分のやっていることに使命感を持ちなさいということです。

たとえば、お店で皿洗いを仕事としている人なら、

お客様の健康のために、少しでも洗剤が残らないように、

手間てまひまかけてもきれいに洗い流そうと心がけること。

自動車部品をつくっている仕事なら、

自分がその車を守っているのだと自覚して、

人命を守ろうと努力すること。

そのようなことが使命感です。

心の御柱を立てるということなんです。

自分の心の中に御柱を立てて生きている人には、

なぜかいいことばかりが起きます。

いいことが起きないという人は、心の御柱が立っていないからなんです。

人間はみな、神さまの愛と光でできています。

だから、みんなが観音かんのん菩ぼ薩さつです。

みんな幸せになるために生まれてきたんです。

自分が観音さまだと、気づいていない人が多いから、

そんな人たちに観音さまとして生きることの素晴らしさを教えてあげる。

それが最高の神さまのお手伝いですね。

結果、奇跡のようなつきがその人たちにも起きてきます。

観音さまを天使と言いかえてもいいですよ。