目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
累計納税額日本一
斎藤一人(さいとう ひとり)さんの著書
『強運』から学んだ
強運をつかめる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 もっと大きな人間になる
人生っていうのは、「順調なとき」と「逆境で苦しいとき」の二つの時期があります。
この「逆境のとき」の過ごし方が大切なんです。
苦しいときに腐っちゃう人。
文句も言わないで勉強して、ぐんと成長する人。
この二つに分かれます。
たとえば牛乳も、腐敗菌が入ったら、腐って飲めなくなります。
でも乳酸菌を入れたら、おいしいヨーグルトになります。
これと同じです。
西郷隆盛はあるとき、殿様の勘気に触れて、島流しになりました。
ずっと牢屋に入れられていたんです。
そのとき西郷隆盛は「オレはいままで国のためにやってきたのに」とか、
文句のひとつも言いませんでした。
牢屋の中で、黙々と『韓非子』(中国の春秋・戦国時代の思想書)など、
本をたくさん読んで、もう一回勉強し直しました。
そして、牢屋から出たときには、前よりももっと深い知識を身に付けた、
すごい男になっていたんです。
西郷隆盛は、牢屋の中で、ヨーグルトやチーズになって出てきたんです。
人間としての「価値」が上がっちゃったんですよ。
自分自身を腐らせるか、もっと「価値」をあげるかは、
自分しだいなんですよ。
3 これは学び直すチャンスなんだ
「逆境のとき」は必ず終わるときが来ます。
「逆境のとき」が終わると、「順調なとき」に戻ります。
「逆境のとき」に学んだことは、「順調なとき」に大きく役立つのです。
ところが「順調なとき」に戻っても、
人間の中身が「腐って使えない状態」になっていると、
活躍することはできません。
空高く上昇していくことは、できないんです。
「逆境のとき」に、あなたはどんなふうに過ごしますか?
「運が悪かったんだ……」
「政府が悪いんだ……」
「世間が悪いんだ……」
と愚痴を言って、ふてくされて過ごしますか?
それとも、「これは学び直すチャンスなんだ。
人間として、大きく飛躍するチャンスなんだ」と、
謙虚な気持ちで学び直しますか?
「逆境のとき」に、
「運が悪い……」「政府が悪い……」「世間が悪い……」と
愚痴を言っていると、自分を腐らせてしまいます。
「逆境のとき」に学ぶ人に、神は大きく味方をするんです。
「逆境のとき」に学ぶ人が、強運をつかめるのです。
4 オザビエルの願い
「逆境のとき」に、
「これは学び直すチャンスなんだ。
人間として、大きく飛躍するチャンスなんだ」と、
謙虚な気持ちで学び直す経験や強さが必要です。
神様が味方してくださるように、
冷静に、この学びを生かしましょう。
出典 『強運』 斎藤 一人(さいとう ひとり) 出版社 PHP研究所 画像はヤフー検索から