目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書
『「ありがとう」のすごい秘密 』から学んだ
神様が応援してくれる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 お釈迦様がはじめて使った
「ありがたし」という言葉を、
地球上で最初に使ったのはお釈迦様でした。
「人の生を受くるは難く、限りある身の、今命のあるは有り難し」
というもので、これは、人が生命を受けることは難しく、
必ず死ぬことになっている者が、たまたま生命があるということは
「ありがたい」ことだという意味です。
これがそのまま日本に入ってきて、
「ありがたし」という言葉になりました。
神仏に向かって使う言葉であり、人に向かって使う言葉ではなかった。
私たちの手の届かないことについて奇跡的なことが起きたときに、
手を合わせて「ありがたし」「ありがたい」と言うものだったのです。
日本では室町時代以降に、
はじめて人に対して使われるようになりましたが、
神様は人に対して使っている「ありがとう」であろうが、
神に対して投げかけられる「ありがとう」であろうが関係なく、
「ありがたし」「ありがたい」という言葉を
全部カウントしているようです。
一人ひとりが何回「ありがとう」を言って、
どのくらいの累積になっているかを全部把握しているらしく、
そのすごい能力というのは、まるで神様みたいですね(笑)。
3 神社仏閣はお礼を言いに行くところ
神様は「ありがたし」「ありがたい」という言葉を言った人たちに、
何かをしてあげたいと思うような心の持ち主です。
今日8時から夜間参拝をしますが、
1人だけ隠れてお願いごとをしてもいいよねとは思わないでください。
神社仏閣はお願いごとをするところではなく、
お礼を言いに行くところです。
自分がいかに恵まれているか、ありがたいかということを、
本当に伝えるためのところであって、
お願いごとをするところではないのです。
お願いごと、要求はしないようにしましょう。
「ありがとう」という言葉の意味をもう一度ここでかみしめてください。
お礼を言うのは、何月何日に場所を定めて
みんなで集まる必要はありません。
いつどこで「ありがとう」を言ってもいいのです。
みんなが集まったときに、
「ありがとう」の力が増すということではなくて、
「ありがとう」をキーワードにして集まった仲間がいる、
というところに実は価値があるのです。
4 オザビエルの願い
神様は「ありがたし」「ありがたい」という言葉を言った人たちに、
何かをしてあげたいと思うような心の持ち主です。
いつも自然に「ありがとうございます」が言えるように、
感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。
そして、神社仏閣を参拝したときには、
必ず「ありがとうございます」とお礼を言います。
出典 『「ありがとう」のすごい秘密 』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 KADOKAWA 画像はYahoo検索から