33 本当の世界は向こうにある

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蓮 ハスの花 han0062-013

今日は、オザビエル(私)が、

心学研究家

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

「人生を楽しむ」ための30法則』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 どちらが生の世界か

「人生を楽しむ」ための30法則

あの世の世界』といえば、

私たちが普段使う言葉で不思議なものが、いくつかあります。

 

生前せいぜんあの人が使っていたはしです」

生前あの人が愛用していた万年筆です」

という言い方を、私たちはよくします。

 

生前」とは死の前、ではなくて

の世界の」と書くのです。

 

また、「大往だいおうじょう」は、

「まったく悩んだり、苦しんだり、つらい思いをせずに、亡くなること」

をいいます。

 

死ぬことを往生したといいますが、

往生とは「せいの世界へく」

と書いてあるのです。

 

生前」という字から想像できるのは、

死んでいく向こうの世界がの世界。

 

そして「大往生」はの世界へくこと。

 

さらにもう一つ、「誕生」の「」。

この字を漢和辞典で引いてみると、

」には、「かりそめの、装いの、いつわりの」

という意味があります。

いつわりの、というのは悪い意味ではなく、よそおうという、

良い意味でのいつわりです。

 

ですから「誕生」とは、

装ったかりめの姿で生まれること。

 

私たちがこの世に生まれてきているのは、仮初めの生命で、

本当の生命は向こうにある、

ということを昔の人々は、認識していたのかもしれません。

 

それが「生前」「往生」「誕生」という言葉に

残っているように思われます。

蓮 ハスの花 han0064-013

2 天国度幸せ度)を高めること

「人生を楽しむ」ための30法則

実私たちは、肉体ある状態と、

肉体ない状態(だけの状態)を

交互に繰り返しながら生きています。

 

これを輪廻転生といいます。

 

この肉体を持つ、ということがどういうことかというと、

だけのときに比べると、ものすごく制約が多い。

 

実は、私たちが肉体を離れて、

だけになった状態のときが本体なのです。

本体が仮の姿の着ぐるみを着ているだけなのが今の姿。

その着ぐるみも、全部自分で選んだのです。

 

肉体を持って生きている姿が仮の姿で、

だけの状況が本当の学校

 

今、私たちは肉体を持って予備校にいます。

予備校で、だいたい平均でいうと80年ぐらい過ごし、

今度は、だけの状態で中学へ行き、2、3百年続いて、

また、次の予備校に来て、

また、だけの高校に入って……というふうに

レベルアップしながら、無限に続くわけです。

 

その予備校、つまり肉体を持って生きているときには、

目的というのがあります。

本校に行く前に予備校で何をするか。

 

それは天国度幸せ度)を高めること」というのがテーマです。

 

幸せ度とは、目の前の現象、目の前に現れること、

出来事、病気も、事故も全部含めて、

嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、

大好き、ありがとう、ついてる

というように、喜びの心を持ってとらえられる、

ということです。

3 今日の金言  小林 正観さん

天国度100というのは、自分がいかに恵まれていて、

自分がどれほど幸せな日々を生きているか、ということ。

人生をどれだけ楽しんでいるか、ということ。

そこに気がついたら天国度100になります。

 

私たちの多くは、前の肉体ある状態、

肉体ない状態(だけの状態)を

覚えていません。

 

今、天国度幸せ度)を少しでも高めて

本当の学校に帰りたいと思います。

出典 『「人生を楽しむ」ための30法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 講談社 画像はヤフー検索から

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