目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『100%幸せな1%の人々』から学んだ
いつも心穏やかに生きる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 三浦綾子さんの言葉
三浦綾子さんのエッセーを読んで、
「これはいい言葉だ。素晴らしい」と思い、
自分でノートに書き写した言葉があります。
その三浦綾子さんの言葉は、このようなものでした。
「そこから先は神の領域」
私はこの言葉を、いつも思い出すように生きています。
結局、やるべきことは
「う(嬉しい)・た(楽しい)・し(幸せ)」の人、「きれい」な人、「謙虚」な人、「誠実」な人、「素直」な人、という5つの人格を目指すことなのですが、
「そこから先は神の領域」ということです。
数字や売り上げを「こうしよう」というのは驕りです。
私たちにできることは、この5つを目指すことであって、
「そこから先は神の領域」です。
だから、売り上げがどうの、という話になると、
神の領域に踏み込んでものを考えている、
ということになります。
もし、ガンになった人が、
「ガンと闘うぞ」と決めたとすると、
神の領域に踏み込んで闘おうとするからつらい。
ガンになって「3、4か月で死ぬ」と言われたら、
「そこから先は神の領域」というふうに腹をくくる、
という考え方もある。
すべてのことについて、
「そこから先は神の領域」と考えると、
ずいぶんラクになります。
3 「そこから先は神の領域」
自分の人格として、手の届く範囲の身の回りを
「キレイ」にする。
「謙虚」に物事を考える。
「誠実」に生きる。
というのは自分の手の内にあることですが、
「そこから何が生まれるの?」
「そこから先、自分の人生はどうなるの?」
ということについては、
「そこから先は神の領域」
なのかもしれません。
三浦綾子さんは、ガン、膠原病、パーキンソン病にもなりました。
そういうときに、自分のできることはするのですが、
「これはどういう意味があるの」と、
いちいち問いかけませんでした。
「そこから先は神の領域」という思想があったから、
いつも心穏やかに生きていくことができたのだと思います。
三浦綾子さんはクリスチャンだったから、
そう思えたのかもしれませんが、
私たちはクリスチャンや仏教徒でなくても、
「そこから先は神の領域」ということを頭の中に入れておくと、
人生がすごくラクになります。
4 オザビエルの願い
手の届く範囲の身の回りを
「キレイ」にする。
「謙虚」に物事を考える。
「誠実」に生きる。
そして、
「そこから先は神の領域」と考えて、
いつも心穏やかに生きていきましょう。
出典 『100%幸せな1%の人々』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 中経出版 画像はヤフー検索から