🌸 15分集中して身近な生活の場面について考えてみましょう!
※ 画像 トラブルから消費者を守る制度を理解しよう 消費者庁 から
消費者の権利をわかりやすく解説します。
目次
1 消費者問題
消費者は、自分の意思で商品を購入する権利を持っており、これを消費者主権といいます。
消費者問題とは、購入した商品の内容や取引方法について、不適切な事象があり、消費者に被害が生じてしまうことをいいます。
- マルチ商法
- 当選商法
- 送り付け商法・押し付け販売
- 霊感商法
- オレオレ詐欺
- 還付金詐欺
- 融資保証金詐欺
※ 画像 考えよう!トラブル事例の対応方法? 基礎 消費者庁 から
2 政府による消費者保護
〇 消費者基本法
「消費者の権利の尊重」と「消費者の自立支援」を基本理念とした、消費者政策の基本となる事項を定めた法律です。
〇 消費者安全法
生命・身体や財産被害にかかわる消費者被害の発生防止・拡大防止を図ります。
また、地方自治体による消費生活センター設置などを定めています。
〇 消費者契約法
事業者の不当な勧誘行為によって結ばれた契約の取消、不当な契約条項の無効、適格消費者団体による差止請求などを定めています。
〇 製造物責任法(PL)法
製造物の欠陥が原因で生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができることを規定した法律です。
□ 消費者庁
消費者庁は、2009年9月1日に発足しました。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 消費者主権(しょうひしゃしゅけん)- 消費者は、自分の意思で商品を購入する権利を持っている
〇 消費者基本法(しょうひしゃきほんほう)- 国民の消費生活の安定及び向上を確保することを目的
〇 製造物責任法(せいぞうぶつせきにんほう)- 被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができる
〇 消費者庁(しょうひしゃちょう)- 2009年9月1日に発足
A 安全である B 消費者教育を受ける C 被害救済を求める D 基本的な需要が満たされる
☆ ふり返り
◇ ①~④に当てはまる言葉を答えなさい。
1 消費者は、自分の意思で商品を購入する権利を持っており、これを(①)といいます。
2 (②)は、「消費者の権利の尊重」と「消費者の自立支援」を基本理念とした、消費者政策の基本となる事項を定めた法律です。
3 (③)は、製造物の欠陥が原因で生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができることを規定した法律です。
4 (④)は、2009年9月1日に発足。(④)の使命は、「消費者行政の「舵取り役」として、消費者が主役となって、安心して安全で豊かに暮らすことができる社会を実現する」ことです。
💮 答え
① 消費者主権(しょうひしゃしゅけん)
② 消費者基本法(しょうひしゃきほんほう)
③ 製造物責任法(せいぞうぶつせきにんほう)
④ 消費者庁(しょうひしゃちょう)
A 安全である B 消費者教育を受ける C 被害救済を求める D 基本的な需要が満たされる
答え A 安全である(安全への)権利
これで基礎学力バッチリです。