政治参加と世論をわかりやすく解説します。
目次
1 政治参加
- 選挙(投票・立候補)
- 条例制定や議会解散を求める直接請求
- 公聴会や審議会への参加
- 議員や行政機関への請願
- 政党の活動への参加
- 大衆活動(デモなど)への参加
- マスコミの世論づくりへの参加
- 利益団体の活動への参加
- インターネットによる政治参加
などの方法があります。
近年は、選挙の投票率の低下が問題になっています。
その背景には、政治家を自分たちの「代表だと思わない」、政党や政治家に課題解決を期待できないとの声が多く、国民の政治不信が高まっており、特に若い層にその傾向が強いことが明らかになっています。
2 世論とマスメディア
3 政治とメディアリテラシー
メディアリテラシーとは、次の3つを構成要素とする、複合的な能力のこと。
- メディアを主体的に読み解く能力。
- メディアにアクセスし、活用する能力。
- メディアを通じコミュニケーションする能力。特に、情報の読み手との相互作用的(インタラクティブ) コミュニケーション能力。
※ ITリテラシーとは、インターネット上に存在する情報を正しく理解し活用できる能力のこと
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 投票率(とうひょりつ)- 有権者総数に対する投票者の割合
〇 世論(せろん)- 多くの国民がもっている意見
〇 マスメディア - 新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど
〇 インターネット - 世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワーク
〇 メディアリテラシー - マスメディアの情報について、何がより客観的であり真実であるかを判断し、活用できる能力
A 74.54% B 65.02% C 58.64% D 52.05%
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
1 (①)とは、有権者総数に対する投票者の割合のことです。
2 (②)とは、多くの国民がもっている意見のことです。
3 (③)とは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのことです。
4 (④)とは、世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークのことです。
5 (⑤)とは、マスメディアの情報について、何がより客観的であり真実であるかを判断し、活用できる能力のことです。
💮 答え
① 投票率(とうひょりつ)
② 世論(せろん)
③ マスメディア
④ インターネット
⑤ メディアリテラシー
A 74.54% B 65.02% C 58.64% D 52.05%
答え D 52.05% (国政選挙における投票率の推移 – 総務省)
これで基礎学力バッチリです。