92 本当に「運」が良い人

スポンサーリンク
海で遊ぶ親子 umi0125-022

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

運命好転十二条』から学んだ

本当の幸運に気がつく

パワーフレーズ」をお届けします。

2 海に落ちた松下幸之助さんの「」とは

運命好転十二条

経営の神様うたわれた松下幸之助さんは、

若い頃、大阪の築港ちっこうというところから埋立地にある会社まで

小船で通っていました。

 

あるの夕方、会社から帰ってくるときに、

船べりに腰を下ろして足をぶらぶらさせていました。

そこにある船員が、船べりを右に左に均衡きんこうをとりながら歩いてきて、

幸之助さんをまたいで通ろうとしました。

ところが、その船員が足を滑らせて落ちそうになってしまったのです。

そのとき、船員が目の前の幸之助さんの体をつかんだために、

幸之助さんと2人でドブンと海に落ちてしまいました。

 

このことを幸之助さんは、後世こんなふうに周りの人に語っています。

「わしはが強かった。

もしの寒いときであったら、たぶん助からなかった。

の日に落ちて幸運だった。

わしはが強かった。

さらに船長がすぐに気がついて引き返してくれて

引き上げてくれたので助かった。

わしはが強い」

 

が強い」とは、きゅういっしょうを得たような場合に使う表現ですから、

幸之助さんが「が強い」というのもわかります。

しかし本当に「」が強いという人は、

たぶん海に落ちたりはしないものです。

海に落ちる経験は大変めずらしいもので、

一生涯、船から海に落ちたことがないという人がほとんどのはずです。

 

幸之助さんはいろんな局面に出会いながらも、

ずっと「わしはが強い。わしはラッキーである」

と言い続けた人だったようです。

生ビール ビールイメージ 泡 おつまみ ナッツ fd401360

3 本当の幸運というのは

運命好転十二条

本当に「」が良い人、「幸運」が続いている人というのは、

何も起きずに平穏な日々がずっと続きます。

健康である。普通に食べられる。普通に出勤できる。

普通に仕事ができる。普通にビールが飲める。

普通に食事ができる。普通に歩くことができる。

 

これが最高の「」のきわだと思います。

幸運ラッキーな人は何も起きないのです。

何も起きないことが最高の幸運なのですが、

人間というのは悲しいことに何かが起きたときに、

その出来事の中で比較的ラッキーだったと思うことを拾い上げて、

「自分は幸運だった。ラッキーだった」と考えるようになっています。

 

その考え方はとても良い考え方ではあるのですが、

宇宙的に意味では、本当に幸運ラッキーな人は何も起きないのです。

でも何も起きない人、

平凡な日々をずっと24時間、365日送っている人ほど、

「自分がラッキーで、幸運である」という自覚がありません。

それが当たり前だからです。

何かが起きて、そこで救われた、大事に至らなかったときに、

私たちは「幸運で、ラッキーだ」と思うようになっています。

そう教え込まれてきました。

 

宇宙的な意味での本当の幸運というのは、何も起きないで、

普通の日々、普通の時間が淡々と過ぎていくということです

それ以上の幸運幸福はありません。

4 オザビエルの願い

何も起きない、平凡な日々をずっと24時間、365日送れること、

これが最高の「幸福」のきわだと思います。

 

ドジャース大谷翔平さんも「平穏に暮らしたい」と

将来の願望を語っていました。

出典 『運命好転十二条』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 五月書房 画像はヤフー検索から

タイトルとURLをコピーしました