目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
累計納税額日本一
斎藤 一人(さいとう ひとり)さんの著書
『おもしろすぎる成功法則』から学んだ
非難やバッシングを回避する
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「みなさんのおかげです」
突然、有名になって、世間から実力以上に評価されたとき、
※「バランスの法則」が働いて、その人に対する、
非難やバッシングが急に始まることがあります。
※ その人の「本当の実力」のところまで、戻そうとする力が働くこと
では、どうすれば、非難やバッシングを回避できるでしょうか?
私の体験を教えますね。
まわりの人に「すごいですね!」と言われたら、
「いえいえ、たまたまうまくいっただけなんです」
「みなさんのおかげなんです」
「なんか、ただ一生懸命やっていたら、うまくいっちゃってホント、
運が良かっただけなんです」
とか、そういうふうに言うんです。
そういうときに、「私も大変だったけど、いろいろがんばったんです」
なんて、ホントのことでも言ったらダメだよ。
あくまでも「周囲のおかげです」とか、「運が良かったんです」と
言っておいて、急激に持ち上げようとする力をなだめて、
バランスを自分でとるわけです。
ちなみに、私が納税日本一になったときも、
おかげさまでそんなにバッシングを受けないで済みました。
3 「実力じゃなくて運ですから」
納税日本一になったときに、
ある出版社から「本を出しませんか?」
というお話が来たんですが、
そのときに、ひとりさんは出版社の人にこう言いました。
「本のタイトルは、『変な人が書いた成功法則』にしてください。
このタイトルでなければ、本を出すのはイヤなんです」
なぜ、『変な人が書いた成功法則』っていうタイトルをつけたのかというと……。
私は中学校しか出ていないけど、
世間の皆さんは高校に行ったり、大学に行ったりしているんだよね。
なかには、したくもない勉強を一生懸命やって、
高校や大学にがんばって入った人もいると思うんです。
そういう人の中で、私みたいに中学しか行っていない珍しい人が、
納税日本一になっちゃったりすると、
「なんだ、アイツ!」って、おもしろくないと思う人も当然いると思うんです。
そういうときに、
「いや、皆さんの考え方のほうが正しくて、こちらのほうが変なんです」
っていうスタンスでいると、
「そうか、斎藤一人さんって、変わった人なんだな……」
っていうことで、そんなに反感を買わなくて済むんです。
あなたも何かで突然、成功したら、言動に工夫して、
自分で自分のバランスをとるようにしてくださいね。
有名になって、高いところに行けたからといって、
ついはしゃいでしまって、飛んだり、跳ねたりしていると、
落っこちたらケガをするからね。
ほめられすぎたら、
「これは実力じゃなくて、運ですから。
一回ぐらいうまくいったぐらいで、あんまりほめないでくださいね」
っていう感じで言ってはどうでしょうか?
そうやって、「私は、そんなに、たいした者ではありません」
と相手に言って、バランスをとっておくことが、
実は成功をずっと続けていくコツなんです。
4 オザビエルの願い
謙虚に、感謝して、バランスをとっておくのが良いようです。
物事がうまくいくことは嬉しいことですが、
その反動がいつも大きいですね。
さあ、毎日まじめにコツコツと前進していきましょう。
出典 『おもしろすぎる成功法則』 斎藤 一人(さいとう ひとり) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から