目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『もうひとつの幸せ論』から学んだ
生まれ変わりの回数を重ねながら役割を果たす
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 ヒトは生まれ変わりの回数が少ないと
「動物」が10万回生まれ変わると、「雲」を経て「ヒト」になります。
その後、生まれ変わりの回数を重ねながら「感謝の心」に目覚め、
やがて「人間」になります。
「ヒト」に生まれ変わって初期のころ、
生まれ変わりが「3万回未満」では、
人生を「つらい、悲しい、つまらない」ととらえます。
一般的に恵まれている状況、たとえば、
両親が人格者で、経済的にも恵まれ、容姿もよく……
という環境を与えられているにもかかわらず、
それでも「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」だけで
人生を終えるのが、この段階です。
政治家でありながら「私腹をこやしている人」や、
社長でありながら「社員を怒鳴ってばかりの人」は、
たとえ、3次元的な成功者であったとしても、
生まれ変わりの回数は「3万回未満」。
「自分の努力だけでのし上がってきた」と思い違いをしたり、
「世の中は、つらいことばかりだ」と嘆いてる人も、
「3万回未満」です。
生まれ変わりが「3万回以上6万回未満」は、
物事に対し「悲しい」とも「楽しい」とも思わないレベルであり、
人生を「ゼロ状態」でとらえる段階です。
そして「6万回以上9万回以下」になると、
一度生まれ変わるたびに、幸せや喜びが増してきます。
3 9万1回以上になると
生まれ変わりの回数が「9万1回以上」になると、
人生において「感謝」をする瞬間が少しずつ出てきます。
生涯で「感謝」という言葉に出合うのは、
「9万1回以上」になってからです。
9万3千回くらいになると、
誰が見ても「恵まれている状況」に対して
「ありがとう」と感謝できるようになり、
「9万6千回」くらいになると
- 「目が見えること」
- 「自分の足で歩けること」
- 「食事ができること」など、
誰が見ても「当たり前の状況」に対して
「感謝」できるようになります。
そして、
- 「目が見えないこと」
- 「半身不随であること」
- 「家族や自分が障がいを抱えていること」など、
誰が見ても「不幸な状況」にさえ
「感謝」できる人は、
生まれ変わりの回数が、
「9万6千回~9万9千回」くらいまできています。
4 9万9千回を越えてくると
生まれ変わりが9万9千回を越えてくると、
「魂」は次に「早くして亡くなる子ども」の役割を
担って生まれてくるようになります。
20歳、18歳、15歳、12歳、5歳……と、
親よりも早く亡くなっていくのです。
この段階まで来ると、神様の一歩手前のレベル。
これ以上「魂」を磨かなくてもよいため、
70年、80年、90年と肉体を持つ必要はありません。
では「何のために生まれ、何のために早くして亡くなる」のでしょうか。
「家族や両親など、まわりの人に悲しみを与えるため」です。
残された人たちは、
「子どもを早く亡くしても、
その死に対してさえも感謝できるか」
「笑顔で乗り越えられるか」
を問われています。
5 早くして亡くなる子どもは
生まれ変わりの回数が9万9千回を越えた「魂」は
神様に近く、あと千回生まれ変わると(合計10万回)、
神様の最下級の「守護霊」として生まれてきます。
したがって9万9千回以上生まれ変わった子どもは、
完成度が高く、生まれた瞬間から
「見た目がかわいくて、頭がよくて、人柄がいい」のです。
その子どもは、いわば「天使」のような存在ですから、
若くして亡くなっても悲しみを引きずらないこと。
「その子がどれほどかわいかったのか」をエピソードを交えながら、
笑顔で語れるようになったなら、
「上の世界」にいるその子は、
喜びながら、この世を見下ろすでしょう。
6 オザビエルの願い
生まれ変わりの回数を重ねながら、人として成長していきます。
未熟なヒトであっても、あせらず、
次は、また1歩成長したヒトに生まれ変わってきます。
その回数の生まれ変わりのときに、
まわりの人に「喜ばれる存在」になればいい……。
毎日1歩1歩前進です。
出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から