目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『もうひとつの幸せ論』から学んだ
ありがとうを言い続けたら、すべてがうまくいく
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 人の20倍も30倍も努力して
「人の20倍も、30倍も努力をして、頑張って、必死になって生きている人」の中に、「健康の問題」も「お金の問題」も「人間関係の問題」も、すべてがスムーズに流れている人がいます。
けれど反対に、「人の20倍も、30倍も努力をして、頑張って、必死になって生きている」にもかかわらず、壁にぶつかり、悪戦苦闘し、「健康の問題」も「お金の問題」も「人間関係の問題」も、やることなすことすべて暗礁に乗り上げてしまう人がいます。
私は、40年間、人間観察をしてきた結果、ふと、「ある疑念」が浮かびました。
私は父親から「努力して、頑張って、必死になれば、すべてが解決するんだ」と何十万回も教え込まれてきました。
ところが「努力をして、頑張って、必死になっている」のに、思い通りにならない人がたくさん存在しています。
もし、「努力」「頑張り」「必死」が必ず結果を生むのであれば、「努力」「頑張り」「必死」にやっている人は、100%すべての人が、「ことごとくうまくいっている」のでなければ、おかしいはずです。
しかし、「努力をして、頑張って、必死になっている」のに、うまくいっていない人がどれだけ多いことか……。
ということは、「努力」「頑張り」「必死」という3つの条件以外に「人生がスムーズに流れるかどうか」を決めている「別の要素がある」という結論になるわけです。
では、「別の要素」とは何か?
それは「感謝」です。
3 まわりに感謝している人はうまくいく
「努力をして、頑張って、必死になって、そのうえ、まわりに感謝している人はスムーズに流れる」。
しかし、「努力をして、頑張って、必死になっていても、まわりに感謝していない人はスムーズに流れない」という事実・現象が見えてきました。
「努力」+「頑張り」+「必死」= うまくいかない
「努力」+「頑張り」+「必死」+「感謝」= うまくいく
「人間観察」・「社会観察」を40年間してきた結果としてわかったこと。
「感謝していない人は、努力しても頑張っても、うまくいかないみたいだ」
「感謝をしている人は、努力や頑張りに関係なく、うまくいっているみたいだ」
という事実でした。
4 「ありがとう」を言い続けていたら
数年前、甲子園で優勝経験を持つ高校生から、
「優勝できたのは、正観さんのおかげです」
とお礼を言われたことがあります。
その高校生は母親にすすめられ、私の本を読んでいました。
彼はバッターボックスに入ってからも、笑顔を絶やさず、
「ありがとう、ありがとう」
と言い続けたそうです。
「ありがとう」を言えば、
「ストレス」を感じることも、筋肉が硬くなることもなく、
「バットが振れる」ことを本で読んで知っていました。
「ありがとう」を言い続けていたら、
「相手ピッチャーがビビっているのがわかった」といいます。
相手ピッチャーはコントロールを失い、
彼はフォアボールを選びました。
この出塁を機に流れが変わり、結果は甲子園優勝。
彼はラッキーボーイとして新聞にも取り上げられたそうです。
5 オザビエルの願い

「努力」+「頑張り」+「必死」+「感謝」= うまくいく
これからの教育・指導に、「感謝」を抱かせるということも
重要な要素となりそうです。
これからも、楽しみなことばかりです。
出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から