76 喜んでもらえるお金の使い方

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

100%幸せな1%の人々』から学んだ

「喜んでもらえるお金の使い方」がわかる

パワーフレーズ」をお届けします。

2 庭の築山を造るにあたり

中経の文庫<br> 100%幸せな1%の人々

新潟市に「北方文化博物館」というのがあります。

ここは、もともと新潟県下一の大地主であった伊藤家の屋敷でした。

今は、伊藤家の子孫が館長をしています。

 

数人でそこを訪れたとき、伊藤館長は、庭にある築山つきやまを見ながら、

なつかしそうに子どものころの話をされました。

 

その築山は、高さ5mほどのものなのですが、

造るのに3年半かかったというのです。

ブルドーザーを使えば、2時間でできそうなのに、

どうして3年半もかかったのでしょう。

 

実は、数十年前、この築山を造るにあたり、

当時の伊藤家の当主が、近郷近在の人に呼びかけ、

クルマや機械を使わずに、土は手で運んでほしい

と要請したそうです。

 

幼い子ども、おじいちゃん、おばあちゃん、何百の人が、

機械を一切使わずに、手だけで外から運んだそうです。

 

そして、幼かった伊藤館長が中学生になったときに、

近所の農家の人からこう言われたそうです。

 

あなたの家には、命を助けられました

3 「土は手で運んでくれ

中経の文庫<br> 100%幸せな1%の人々

その当時、たまたまえち平野はさくが続き、

付近の農家人たちは、つらく苦しい状況でした。

 

当主は、その人たちが長く仕事に従事できるよう

土は手で運んでくれ」と言ったのだとか。

 

手で運ぶなら、

小さい子どももお年寄りも働き手に加わることができたので、

家族が多い人ほど、実入みいりがよかったようで、

「築山を造ることをやってくれたおかげで、

一家心中しないですみました」

という家が、何百世帯もあったそうです。

 

その話を耳にした伊藤館長は、家の人に

「そういうことだったの?」

と聞いたら、その通りだったそうです。

 

いくら困っていても、お金はあげてはいけない。

それはプライドを傷つけることになる

 

代わりに仕事を作ってあげることで、

自然に無理なく、その仕事に従事することができる」

というものでした。

 

伊藤館長には、その考え方がすごく衝撃的だったそうです。

お金を持っていても、

「どうやってお金を集めようか」

と考えている人ではない、ということでした。

いつ、どのようなときにお金を使うか

どうしたら喜んでもらえるか

を常に考えていたのです。

 

いざというときに、このようなお金の使い方ができると、

まわりの人たちは、自分たちが困ったときに、

この家から仕事という形でお金が流れてくるのですから、

「この家にんでいてもらいたい」

裕福ゆうふくであり続けてほしい」

と思うのではないでしょうか。

 

もしかしたら、

こうした周囲のみなさんの想念の上に乗っかっていることが、

お金に困らないけつなのかもしれません。

 オザビエルの願い

ドジャースの大谷翔平選手が、全国の小学校に贈ったグローブが私たちの県内にも届き、子どもたちは大喜びです。

 

「次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」

 

このメッセージには、感動します。

野球ファンだけでなく、野球をあまり知らなかった人たちも、大谷翔平選手を応援することでしょう。

 

大谷翔平選手は、あまりにも偉大すぎます。

出典 『100%幸せな1%の人々』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 中経出版 画像はヤフー検索から

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