65 占領下の日本 

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占領下の日本をわかりやすく解説します。

1 敗戦後の日本

日本は、ポツダム宣言に基づき、朝鮮台湾などの植民地をすべて失い、領土が北海道・本州・四国・九州とその周辺の島々に限られた。

沖縄奄美大島小笠原諸島は、アメリカ軍の直接統治の下に置かれた。

北方領土は、ソ連によって不法に占拠された。

日本は、アジア・太平洋地域の占領地から、軍隊撤退させた。

しかし、シベリア抑留中国残留日本人孤児などの問題が起こった。

一方で、日本にとどまった朝鮮の人々も数多くいた。

2 国民の苦難

戦争は、国民に壊滅的な打撃をあたえた。

空襲によって、多くの人々が住宅を失い、工場も破壊された。

復員引き上げで、人口が増え、失業者があふれた。

食料の不足は、深刻だった。

都市の人々は、農村に買い出しに行ったり、闇市に出かけたりして、飢えをしのいだ。

3 占領の始まり

終戦後、日本は、アメリカ軍を主力とする連合国軍によって占領された。

連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指令に従う間接統治の方法がとられた。

= GHQ最高司令官マッカーサー

GHQの基本方針の1つは、徹底的に非軍事化すること。

1946年1月1日 昭和天皇「人間宣言」を発表し、「天皇は神である」という考え方を否定した。

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 ポツダム宣言(せんげん)- 戦後の対日処理方針を表明した

〇 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)-《General Headquarters》総司令部  

〇 マッカーサー - GHQ最高司令官  

〇 非軍事 - 日本が再び戦争をできないようにすること  

〇 極東国際軍事裁判(きょくとうこくさいぐんじさいばん)= 東京裁判

👉1942年1月、日本軍が侵攻し、アメリカ軍の総司令官マッカーサーが「I shall return.」という言葉を残して撤退したは、次のうちどこでしょう。※ 出典  日本軍の占領と軍政「世界史の窓」から作成

フィリピン  B  タイ  C  インドネシア   D  オーストリア

答えは最後に

 ふり返り

 に当てはまる言葉を答えなさい。

 日本は、(①)宣言に基づき、朝鮮台湾などの植民地をすべて失った。

 連合国軍最高司令官総司令部(の指令に従う間接統治の方法がとられた。

3 GHQ最高司令官(③)

4 GHQの基本方針の1つは、徹底的に(④)すること。

  • 軍隊を解散させる
  • 戦争犯罪人(戦犯)を(⑤)裁判(東京裁判)にかける

💮 答え

① ポツダム宣言(せんげん)

② 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ) 

③ マッカーサー

 非軍事 

 極東国際軍事裁判
 
👉1942年1月、日本軍が侵攻し、アメリカ軍の総司令官マッカーサーが「I shall return.」という言葉を残して撤退したは、次のうちどこでしょう。※ 出典  日本軍の占領と軍政「世界史の窓」から作成

フィリピン  B  タイ  C  インドネシア   D  オーストリア

答え A  フィリピン

 

これで基礎学力バッチリです。

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