今日は、オザビエル(私)が、
心理学者、千葉大学名誉教授
多湖 輝(たご あきら)さんの著書
『楽老のすすめ』から
実践していきたい 「幸齢者mind」をお届けします。
2 生まれてきたのも死ぬのも、大自然の巡りあわせ
禅の大家で102歳まで生きた松原泰道師は、
「人間は人間はなぜ死ぬか」という問いに、
「それは生まれてきたからだ」と答えていました。
言われてみれば、これほど確かな真理はありません。
言い換えれば、生まれてきたのも死ぬのも、大自然の巡りあわせです。
それなら小さな人間の心や頭で、どうこう言ってみても始まりません。
平櫛さんのように、
「寿命など天が勝手に決めてくれる」と開き直って、
人間ができることを精一杯やるしかありません。
少なくとも、そう思うと気が楽になります。
寿命を延ばそう、長生きしようなどと考えていて、
楽しいこと、面白いことを犠牲にしていたら、
何のための長生きか、わからなくなってしまいます。
3 今日の金言 多湖 輝(たご あきら)
あらゆることを、前倒しにして楽しもう
年配になっても、けっして「守りの姿勢」になるのではなく、 大いに 前向きに楽しんで生きていこうではありませんか。 多湖 輝「楽老」の実現のために最も大切な条件とは
- 「求められる存在」であること
- そしてその求めに応えていくこと