目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『ごえんの法則』から学んだ
幸せを投げかけ、幸せな未来をつくる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 お釈迦様の教え「縁起」
お釈迦様は、人間関係を「縁起」と表現しました。
「縁起」は仏教の根幹をなす思想のひとつです。
此があれば彼があり、此がなければ彼がない。
此が生ずれば、彼が生じ、此が滅すれば、彼が滅す
~ 小部教典
お釈迦様は、すべてのものは他のものとの縁によって起こる、
因果関係によって起こると考えたのです。
「縁起」は「因縁生起」の略で、「因」は原因、「縁」は条件を指します。
私がこれまで唱え続けてきた
「投げかけたものが返ってくる」という宇宙の法則は、
このお釈迦様の教えにも通ずるところがあるように思います。
自分を取り巻く現状は、「自分の思い」で成り立っているのではなく、
「自分が投げかけたものの因果関係」で成り立っている。
不機嫌を投げかけた人は、不機嫌にならざるを得ない出来事が返ってくる。
笑顔を投げかけた人は、笑顔になるような出来事が返ってくる。
投げかけたものは返ってくる。
投げかけないものは返らない。
それが宇宙の法則であり、お釈迦様の教えなのです。
3 7人の神様
私は、天上界から次のようなヒントをもらいました。
新築の家には、7人の神様が舞い降ります。
1番目の神様は、一番華やかな応接間に居を定める。
2番目の神様は、二番目に華やかな玄関に。
3番目の神様は、居間に陣取る。
4番目の神様は、寝室に。
残りの3人の神様は、汚れる可能性が高い場所を安住の地に定めます。
5番目の神様は、台所、
6番目の神様は、お風呂と洗面所、
7番目の神様は、最終的に空いているトイレの担当になるのです。
なぜ7人の神様が到着する順番が違うのか。
持っている宝物の量が違う。
1番目の神様は、何も持たずに手ぶらです。
2番目の神様は、小さな紙袋を持っています。
3番目の神様は、セカンドバッグを持っています。
4番目の神様は、小さなナップサックを背負っています。
5番目の神様は、リュックサックを背負っています。
6番目の神様は、やや太めのリュックサックを背負っています。
7番目の神様は、バックパッカーのように大きいリュックサックを背負っています。
7番目の神様が背負っている宝物は、とても重いので速くは走れません。したがって、必ず最後に空いているトイレの担当になるのです。
6番目の神様も、7番目ほどではありませんが、大きな宝物を背負ってたどり着く。
5番目の神様も、6、7番目ほどではありませんが、それなりに重たい金銀財宝を持ってくるそうです。
つまり、家の水回りをきれいにしておけば、
どうもお金に困らないらしいのです。
4 オザビエルの願い
人間の「縁」というのは、
こうした「投げかけたものが返ってくる」
というルールの土台の上に生じているようです。
「笑顔」が返ってくるように、
「笑顔」を投げかけましょう。
そして、
7人の神様が住み着いてくださるように
トイレなど水回りを、常にきれいに
しておきましょう。
出典 『ごえんの法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 大和書房 画像はヤフー検索から