52 血流力を上げて万病を防げ!

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日)

『脳、肺、腎臓、目……「血流力」を上げて、万病を防げ!』から

体のすみずみまで健康にする

パワーフレイズ」をお届けします。

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

なんと

人間の血管の99%は毛細血管!

 

ところが

毛細血管は年齢とともに減少してしまう

 

だから

体のすみずみまて血液成分を届ける

「血流力」アップ重要なのです!

2 毛細血管の新常識 毛細血管の劣化は万病のもと

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

再生のカギは血流だった!

 

毛細血管劣化するおもな原因は、

加齢運動不足高血糖・高コレステロールなどによるダメージです。

 

壁細胞がはがれ、血液がムダにもれる

 

血液が届かなくなると、毛細血管が消えてしまうことも!

 

万病のもとに!

 

  脳    認知症 毛細血管から血液がもれすぎて血液が届かず。

  肺    ぜんそく 肺毛細血管から血液がもれすぎる。

 肝臓  肝機能低下 毛細血管が衰え、正常な働きが阻害される。

 腎臓  腎臓病 毛細血管が衰え、正常な働きが阻害される。

  目    網膜症など 目の網膜の毛細血管から血液がもれすぎる。

 

加齢 メタボ

↓   ↓

放っておくと、毛細血管は衰える 

 

↓ 再生のポイントは?

 

血流をよくすれば

毛細血管がよみがえる!

 

内皮細胞同士がほどよく接着

ほどよく血液がもれ出て、さまざまな健康成分が体のすみずみに!

3 「血流力」アップ術 ① 毛細血管ラクラク再生体操

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

実はふくらはぎは第2の心臓といわれ、鍛えると

そのポンプ作用で、全身の血流がよくなるのです。

 

その場スキップ その場で、手と足をしっかりと上げてスキップ

 

目安 朝・昼・晩それぞれ20回スキップ。

 

かかとの上げ下げ かかとを上げたり下げたりを行います。

 

目安 20~30回ほど、朝・昼・晩に分けて行うのがおすすめ。

4 「血流力」アップ術 ② 「脚のむくみ」改善術

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

ちょっとしたすき時間で、心臓に戻る血液をスムーズに

 

足首回し体操 かかとは床につけたまま、つま先で円を描くように、外回り、内回り、それぞれ5回ずつゆっくり回す。

 

逆自転車こぎ体操 ひざを胸のほうに引き上げ、自転車を逆にこぐように、円を描く。このとき、つま先は軽く上に向ける。太ももまで大きく動かすのがコツ。左右交互に5回ずつ繰り返す。

 

目安 朝イスに浅く座り、背中は背もたれにつける。足は肩幅程度に開いて、軽く前に投げ出すようにしてから行う。それぞれの体操は、1日3セットを目安に行う。

 

 それぞれの体操は、あお向けに寝ながら行うと、さらに効果的です。脚が心臓と同じ高さになるため、重力に逆らわず、血液が自然に心臓に戻ってくれるのです。

5 「血流力」アップ術 ③ 血流アップのウォーキング術

ストレス発散にはウォーキングが効果的

出典:画像 プラス「10」分のウォーキングから始めるストレス対策 スポーツ庁

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

「歩く」ことはいいことずくめ!血流のいい体作る

 

血管に詰まることで命にかかわる脳梗塞などの原因となる血栓。この血栓を溶かしてくれる物質「t-PA」の体内での分泌を促して活性化させるためには、血流をアップさせるのが効果的。1日30分ほどの有酸素運動をするだけで血栓を溶かす力がアップします

 

3分間筋トレ歩き 

 

  1. ややきついと感じる速さで、3分速歩きをする。
  2. ゆっくり3分歩く。1と2を繰り返す。

目安 筋肉を増やすためには、1週間で速歩きを60分以上になるように。実施後、30分以内に牛乳コップ1杯飲む。

 

歩いては休むウォーキング 

 

足がだるくなる距離の80%ほどのところで5~10分休憩するウォーキングがおすすめです。(健康な人が、閉塞性動脈硬化症の予防や歩く目的で行う場合)

 

目安 1週間に3回

6 専門医インタビュー

NHKガッテン! 2020年12月号 (発売日2020年10月16日) 表紙

毛細血管特有の働きで、さまざまな病気を予防・改善

 

高倉伸幸(たかくら のぶゆき)さん 大阪大学微生物病研究所情報伝達分野教授

 

毛細血管は、直径が0.005~0.01ミリほどと、動脈や静脈などのほかの血管に比べてとても細いのが特徴ですが、単に細いだけではなく、構造もほかの血管とは大きく異なります。

動脈や静脈は血液をもらさずに循環させていますが、毛細血管は細胞の隙間から血液を適度にもらしながら全身に届けています。

つまり、毛細血管が正常に働かないと、酸素や栄養を全身にいきわたらせることはできないのです。

 

また、毛細血管を形成する内皮細胞のまわりに壁細胞が接着して血管構造を安定化させています。

最近の研究では、血流がよくなると、内皮細胞同士の接着が正常化することがわかりました。

逆に毛細血管によくないのは、運動不足などで血液がとどこおることです。とくに「むくみやすい」人は要注意です。

 

近い将来には、毛細血管特有の働きを利用して、多様な病気の予防法や治療法の開発が期待されます。

7 オザビエルの願い

血流をよくすれば

毛細血管がよみがえる!

万病を防げる!

 

毛細血管から血液がもれすぎないよう、

研究を進めていただき、

さまざまな病気の予防・改善を期待しています。

 

私たちは、血流力」アップ体操「歩く」こと

しっかり継続していきましょう。

出典 『 脳、肺、腎臓、目……血流力」を上げて、万病を防げ!2020年12月号(発売日2020年10月16日) 出版社 主婦と生活社 画像はヤフー検索から

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