49 一生モノの健康法「インターバル速歩」

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ストレス発散にはウォーキングが効果的

出典:画像 プラス「10」分のウォーキングから始めるストレス対策 スポーツ庁

1 今日のパワーメンターと著書 

今日は、オザビエル(私)が、

NHKガッテン! 2018~2019 vol.40 Winter 

新装刊10周年記念総力特集 

一生モノの健康法』「インターバル速歩」から

若さと健康を手に入れる!

パワーフレイズ」をお届けします。

2 楽しくラクに継続できます!無理なく10年続いたコツ

NHKガッテン! 2019年2月号 (発売日2018年12月15日) 表紙

編集部取材 実践者を直撃

 

竹ノ内みつ子さん(77歳)

花をめでつつ、気ままに速歩。マイペースが継続の秘訣。

 

インターバル速歩は1人でできるところがいいですね。マイペースで歩きたいので、3分間計ったりはせず、季節のを見たりしながら、だいたいの感覚で速さを変えています。そんな調子だから、気負わずに、自然に継続できたののかもしれませんね。町内会や民生委員のお役目を続けていられるのも、元気でいるおかげだと思います。

前田 和子さん(71歳)

隠れメタボを解消!50代のころより元気です。

 

デスクワークばかりで運動不足でしたが、退職を機に夫とインターバル速歩をスタート。うれしいのは、インフルエンザや風邪が流行る時期も、かかりにくくなった気がします。母の介護もあるので何よりです。以前は、やせ型の隠れメタボでしたが、すっかり改善しました。香川のこん比羅ぴらさんも、山頂までスイスイ登れたんですよ。50代のころより、はるかに元気です。

 

11年の変化

60歳 現在
体重(kg) 58.4  52.1
総コレステロール(mg/dl) 215  186
中性脂肪(mg/dl) 163  73
LDLコレステロール(mg/dl) 137  93

専門家インタビュー 

 

能勢 (のせ ひろし)さん ◎信州大学学術研究医学系 特任教授。専門はスポーツ医科学。

 

かんきゅうをつけると、楽しく歩き続けられ、効果も実感できます

 

我々の研究チームでは当初、松本市民の健康増進法として、「1日1万歩」の効果を研究していました。

 

ところが、思いのほか継続率が低く、その理由も「単調でおもしろくない」という声が多く聞かれました。

 

そこで、速歩はやあるを取り入れた「インターバルそく」を考案。

効果を検証すると、筋トレ効果が確認できたうえに、「飽きずに歩ける」と継続率も上がったのです。

 

2005年のスタート以来、10年以上継続する方も約20%と高率であり、長期継続による健康効果もわかってきました。

 

人生100年時代」といわれる今、長く人生を楽しむためには、筋肉を維持することが、ますます重要になってきます。

 

実際に、10年継続者のみなさんのご活躍ぶりを拝見すると、続けることの大切さを実感しますね。

 

インターバル速歩は、無理なく楽しく継続でき、また、効果が実感できるからこそ続ける、まさに<一生モノの健康法だといえるでしょう。

3 健康になる2つのワケ

NHKガッテン! 2019年2月号 (発売日2018年12月15日) 表紙

 「ちょいキツ+牛乳」で、何歳からでも筋力アップ!

 

筋力をつけるには、「ちょいキツイ」と感じる程度に、筋肉に負荷を与える必要があります。

 

ポイントは、実践後に「牛乳」を飲むこと。牛乳筋肉の材料となるたんぱく質が豊富です。たんぱく質は運動後、30分以内にとると吸収がよくなるので、筋トレ効果も高まります。

 

※ 筋肉が増えるとともに、リンパ球が増え、免疫力もアップ!

 

 ミトコンドリアが増え、スタミナがアップ!

 

細胞内にあるミトコンドリアは、食事で得た糖や脂質と、呼吸で得た酸素を材料に、ATPという物質を作っています。ATP筋肉や神経など体を動かす重要なエネルギー源であり、スタミナに大きく関係しています。

 

ちょいキツ」運動をすると、細胞内のATPエネルギー源として盛んに使われ、足りない状態になります。すると、ATPの量を監視している酵素のスイッチが入り、ミトコンドリアを増やすように作用するのです。

 

「ちょいキツ」運動 → ATPが足りない → ミトコンドリアを増やすスイッチがオンに! → ミトコンドリアが増え、ATPも増加する

4 「インターバル速歩」にトライ

NHKガッテン! 2019年2月号 (発売日2018年12月15日) 表紙

[やり方]

最初に、ふだんの速さで[ゆっくり歩き]をする。

背筋を伸ばし、いつもの歩幅で歩いて、

 

3分たったらスピードを上げ、

自分でややキツイと感じる[速歩き]を、

腕を大きく振り、大またで3分間歩く。

 

これを交互に5セット繰り返す。(合計30分)。

続けてできない場合は、2、3回に分けてもOK。

 

1週間に4回、速歩きの合計時間60分以上を目標に継続を。

 

3分間ゆっくり歩き

  • 肩の力を抜く
  • 背筋を伸ばす
  • 腕は自然に振る
  • ふだんの歩幅で

分間歩き

  • 目線は25m先に
  • 胸を張る
  • 腕は直角に曲げ、前後に大きく振る
  • つま先を上げ、かかとから着地する
  • 足の指で地面を押すように蹴る
  • 大またで

[目標]5セット週4回

さらに 歩いた後の牛乳(コップ1杯)で筋肉量がアップ!

 

5 オザビエルの願い

インターバル速歩を、楽しくラクに継続して

健康で充実した毎日を送りましょう。

 

要領は、「ちょいキツ」運動を自分のペースで行って、ミトコンドリアを増やすこと。そして、筋肉や神経など体を動かす重要なエネルギー源であるATPを増やすこと。

 

少しずつ、少しずつ………

出典 『 NHKガッテン!』☆ 総力特集 ☆「一生モノ健康法」 2019年2月号 (発売日2018年12月15日)出版社 主婦と生活社 画像はヤフー検索から

 

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