43 断ってもいい頼まれごと

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札束 封筒 謝礼 見返り mny0060-001

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書

ありがとうの神様』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 「借金」「できないこと」 

ありがとうの神様

たのまれごとは、基本的にはことわらないほうがいいと思います。

頼まれごとをあんに断ってしまうと、

それ以降、「頼まれなくなる」からです。

「一てい3年」と覚えてください。

頼まれたり、持ち込まれたりしたものを

「好きじゃないので」「きらいなので」と

好き嫌いを中心にごのみしていると、

ここから先、楽しい仕事の話は「3年間」はやってきません。

 

ただし、中には「断ってもいい頼まれごと」があります。

断ってもよい条件は次のとおりです。

 

①「しゃっきん」は、断ってもいい

「お金をしてほしい」という頼まれごとは、

お金に用があるのであって、

その人に用があるわけではありません。

ですから、断ってもかまいません。

ですが、の条件によっても変わります。

 

②「自己じこけん」が大きくなるときは、断ってもいい

遊んでいるお金がもとにあるときに、

借金の頼まれごとがあったとします。

そのとき、「断ったほうが断らなかったときよりも自己嫌悪が大きい

のなら、貸してあげてもいいでしょう。

ただし、自分の生活をせいにしてまでお金を貸すと、

自己嫌悪が大きくなりやすいので、貸さないほうがいいでしょう。

 

③「能力的にできない頼まれごと」は、断ってもいい

私のもとには、海外への翻訳ほんやくの依頼が寄せられていますが、

すべてお断りをしています。

なぜなら、私は、英語や中国語、韓国語が得意ではないので、

校正こうせい(文章のあやまりを正す作業)ができないからです。

また、「100㎏の荷物を持って欲しい」といった

物理的に不可能な頼まれごともお断りしています。

2 「数合わせ」「先約あり」

ありがとうの神様

④「単なる数合わせ」は断ってもいい

忘年会ぼうねんかい欠員けついんが出た。一応いちおう10人で予約をしているので、9人だと困る。

今から、来てくれないか」というような頼まれごとは、断ってもいい。

その人の個性や人格にかかわりがるわけではありません。

あたまかずをそろえたいだけなので、個性や人格に関係ない「頼まれごと」は

断ってよいと思います。

 

⑤「先約がある」場合は、断ってもいい

すでに先約が入っていて、スケジュールが取れないものについては、

無理に引き受ける必要はありません。「NO」といっていい。

 

 

「できないことまでも引き受ける」と気負きおいすぎると、

「できない頼まれごと」を抱え込み、やがて行きまってしまいます。

人間には「できること」と「できないこと」があるのですから、

「できない頼まれごと」には、「できない」と言ってもいいのです。

「できないこと」を持ち込まれるとしたら、

その人の中に「できないことでも何でも、引き受けるぞ!」

という気負いがあるからです。

私には、「できないこと」は持ち込まれません。

なぜなら、気負いがないから。

力がまったく入っていないからです。

3 今日の金言  小林 正観(こばやし せいかん)

有料の頼まれごとがきたときに、「お金を受け取らない」のは傲慢ごうまん

ごく親しい人から「お金をしてほしい」という頼まれたことが

あります

 

お金に余裕がないので、大変困りました。

しかし、

断ったほうが断らなかったときよりも自己嫌悪が大きいので、

貸しました

2度も……。

 

そのごく親しい人は、時間は経ちましたが、お礼を付けて

きちんと返してくれました。

 

貸してよかったと思いました。

次また、もしあれば、今日学んだことを参考に

考えたいと思います。

出典 『ありがとうの神様』  A God in the Magic Word “Arigato” 小林  正観(こばやし  せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はYahoo検索から

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