39 「夢」や「希望」と「もうひとつの幸せ論」

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富士山と桜 yam0049-012

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

もうひとつの幸せ論』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 「夢」や「希望」というのは

もうひとつの幸せ論 [単行本] 小林 正観の画像

」や「希望」という言葉を検証してみます。

」や「希望」というのは、もしかすると…、

 

足りないものをあれこれ挙げつらねて、

もっとほしい、まだまだほしい、

手に入れたいと言っていること

 

にほかならないのかもしれません。

 

」や「希望」という「聞き心地のよい言葉」で、

実は、私たちは、「欲望」をかきたてられ、

要求」を宇宙に向かって突きつけるのがいいことだ、

とずっと洗脳せんのうされてきたのかもしれません。

 

それとは逆に「今いただいているものに感謝

という概念がいねんがあちこちに入り込んでくると、

」や「希望」というものが、

いちじるしく減っていくことに気がつきました。

 

人間は、

「今、いただいているものに気がつき、感謝をはじめる」と、

あれがほしい、これがほしいという気持ちが、

いちじるしく減っていくようなのです。

 

「でも、人間には向上心が必要ではないのか」と言う人がいます。

一般的にいわれる「向上心」というものは、

本当に必要なのでしょうか?

 

あれをよこせ、これをよこせ、あれもほしい、これもほしい

と言っている人間の向上心」というものと、

あれに気がついて感謝」「これに気がついて感謝

まわりの人に感謝」「天上界の方々に感謝をしている人の向上心と、

どちらが本当の向上心なのでしょうか。

 

世の中の出来事というのは、1人でできることなどは、

たぶん、ひとつもないのではないかと思います。

 

「すべてのことは全部、自分以外の方々のおかげで成り立っている」

そこに気がついて「感謝すること」のほうが

むしろ人間として向上することなのかもしれません。

東京タワーと桜 bil0017-002

2 「もうひとつの幸せ論」

もうひとつの幸せ論 [単行本] 小林 正観の画像

40年ほど、宇宙のしくみ、構造などに興味を持ち、

研究を続けてきましたが、その結果、わかったこと。

 

幸せというものは…、

 

「今、足りないものを探して、手に入れること」ではなく、

「自分がすでにいただいているものに感謝し、

自分が恵まれていることに気がつき、嬉しい、楽しい、幸せ…、

と生きていること」

 

なのです。

 

そしてそういうことに気がつき、

もうひとつの幸せ論」のほうに移っていった場合、

競うことも、比べることも、争うことも、1番になることもない

ということがわかってきます。

 

99%の人々が教え込まれてきた「一般的にいわれる幸せ論」ではなく、%の人々が実践する「もうひとつの幸せ論」を

実践してみてはどうでしょう?

 

私のまわりには、今、この「もうひとつの幸せ論」で生きている人が

たくさんいます。

そしてその人たちのほうが、はるかに幸せそうです。

3 今日の金言  小林 正観さん

今、すでにたくさんのものをいただいている。

それに気がつき、感謝

そして「ありがとう」をたくさん口にしている。

 

ある程度年齢を重ねてきたら、

もうひとつの幸せ論」を実践したほうが、はるかに幸せです。

 

毎日楽しんで生きて、まわりの人々に少しでも喜ばれるように

さらに、少しずつ精進していきたいと思います。

出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から

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