38 お花畑に差し掛かると天から声が聞こえる

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今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

もうひとつの幸せ論』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 神様が問いかけた「人生のまとめ」

もうひとつの幸せ論 [単行本] 小林 正観の画像

60歳を過ぎたくらいの会社社長がいます。

彼は30年あまり、ワンマン社長として辣腕らつわんを振るってきたのですが、

ある日突然、心臓麻痺まひで死んでしまいました。

 

肉体から抜けた彼の「」は、トンネルとを通り、

お花畑に差し掛かりました。

は青く、寒くも暑くもなく、とても心地よいところです。

すると、から声が聞こえてきたそうです。

 

そのは社長の「」に語りかけました。

 

べりまで行ったら『人生のまとめ』について尋ねる。

べりに着くまでに、自分がどんな人生を歩んできたのかを、

まとめておきなさい」

 

その社長は、人の20倍も30倍も努力をして、

頑張って、怠けることも、休むこともなく、ただただ働き続けました。

 

会社は大きくなり、従業員は1000人。

商工会の役員もつとめ、地位とめいを手に入れたのです。

 

自分が成しげた実績に自信を持っていた社長は、

努力し、頑張り続けた自分は、きっと神様めていただける

と胸を張り、意気いき揚々ようようべりまで歩いていきました。

 

べりにたどり着いたとき、再び、あのが聞こえてきました。

 

「それでは『人生のまとめ』について聞く。

人生をどれほど楽しんできたか?

 

社長は絶句し、答えられませんでした。

どうしてか。

人生を楽しんだ」と思った瞬間が、

一瞬たりともなかったからです。

余呉湖 湖畔の草花 riv0020-013

2 人生は「楽しむもの」である

もうひとつの幸せ論 [単行本] 小林 正観の画像

社長は、「人生は努力するもの、頑張るものだ」と疑わず、

ひたすらきびしく生きてきました。

従業員をしっし、家族にも厳しく接してきました。

 

そんな彼に「人生を楽しむ」という概念は、まったくなかったのです。

 

言葉を失った社長に、天の声は言いました。

 

「あなたは人生を勘違かんちがいして生きてきました。

もう一度やり直しなさい」

 

えっ」と思った瞬間、社長はいきを吹き返しました。

生き返ったのです。(彼は今も生きています)。

 

生き返った社長は、この経験を

自分の頭の中で想像した話ではない」と断言だんげんしています。

 

人生は楽しむもの」というような概念がいねんは、

今までまったく持ち合わせていなかった自分に、

このような想像ができるわけがないからです。

 

だからこそ社長は

あの声は神様の声だった

と、今も信じています。

 

神様の声」は、

「人生は、努力するものでも、頑張るものでも、

地位や名誉を手に入れるものでもない」

ということを教えてくれています。

 

では人生は何のためにあるのでしょうか。

 

人生は「楽しむもの」。

つまり「喜ばれるため

に存在しているのです。

3 今日の金言  小林 正観さん

喜ばれる存在になる」ことこそ、人間の価値であり、人生の目的であり、

だからこそ、「人生は楽しむためにある」。

 

「人生は、努力するものでも、頑張るものでも、

地位や名誉を手に入れるものでもない」

 

人生は「楽しむもの」。

つまり「喜ばれるため

に存在している。

 

毎日楽しんで生きて、1人にでも喜ばれるように

少しずつ精進していきたいと思っています。

出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から

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