37　魂の進化

自分の幸せが

身近にあることに気がつくことが、

魂たましいの進化です。

魂が進化するために

絶対的に必要な条件は

肉体にくたいです。

200年、300年、400年ぶりに

なぜ生まれ変わるかというと

肉体をもって、

その体験を通して

始めて魂は進化するからです。

魂の生まれ変わりが

９万回を超えたところから、

目の前に起きる現象について

感謝するようになります。

病気や事故、天災やトラブルなど

すべての現象が

感謝の対象に切り替わって

ありがたいと思えるようになります。

これが魂の進化です。

病気をした人は、

必ず、

「より優しい人」になります。

十分優しい人でも

病気をするのですが、

その人はもっと優しさを持った人なので、

それを思い出しなさい

という意味での病気らしいのです。

リハビリで何度か通ううち、

ある先生から

「できないことばかりあげないで、

できることを考えて、あげてください」

と言われたそうです。

考えてみたら

できることの方が圧倒的に多いのに、

「できないことばかりあげていた」

というのです。

ある病院の院長さんが、

こんなふうに言ったそうです。

「これは確定ではないし、

確信でもないけれども、

こういうことなのかなと

浮かび上がってきたことが一つある。

がんが自然治癒ちゆしてしまう人は、

温かい雰囲気、

暖かい空気に囲まれて暮らしている」

『ありがとう』を

２万５千回言うと

なぜか涙が出てくる。

その涙が出た後で

再び『ありがとう』を言おうとすると

感謝の念が湧わいてくる。

気持ちを込めて

『ありがとう』をあと２万５千回言うと

突然、自分にとって嬉しい奇き跡せきが 起き始める。

「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、

大好き、ありがとう、ツイてる」

これらの言葉を、

七福神しちふくじんならぬ「祝しゅく福神ふくじん」と呼んでいます。

人は「祝福神」を言葉にすると、

それだけで元気になり、

細胞が活性化し、若返ります。

毎日「嬉しい」「楽しい」「おもしろい」「幸せ」と

笑え顔がおで言い続けたら、

それを言う人、聞く人どちらも

どんどん元気になります。

風邪かぜをひくことが少なくなり、

ひいても熱が出にくい、早く治なおる、ようになります。

不平不満・愚痴ぐち・泣き言・悪口・文もん句くを言うと

チーンという音がして 『ありがとう』が消えていく。

ではもし、

不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を

言ってしまったらどうすればいいのでしょうか。

そのときは、10秒以内に

「今のナシナシ！今のは間ま違ちがいです！」

「あれもほしい、これも足りない」と言って、

ずっと何かを求め続けている人がいます。

でも幸せというのは、

「今、自分が置かれている日常そのもの」です。

毎日が、淡々と平凡に過ぎていくこと、

何も起きないことが、

実は幸せの本質です。

「願う」とは

「ねぎらうこと」「お礼を言うこと」です。

「目が見えることに感謝」

「耳が聞こえることに感謝」

「自分の足で歩けることに感謝」

「食べられることに感謝」

すべてが「感謝」です。