363 「勝ちたい」ではなく「勝つんだ」で運とツキが変わる

スポンサーリンク
カンチャンをツモり、笑顔がこぼれる女流雀士の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

クレディセゾン社長

林野宏(りんの ひろし)さんの著書

『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』から学んだ

空極のツキをつかむ

パワーフレーズ」をお届けします。

 絶対に勝つんだ」という気迫をみなぎらせる

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

勝負の分かれ目はツキがどちらにあるかで決まります。

ツキを引き寄せたほうが勝ち、手放したほうが負ける。

たったひとつの判断で、ツキは簡単に移ってしまうのですから、

一つひとつのプレーを大事にして、

自分を信じて、ツキを呼び込み、

逃さないようにしなければなりません。

 

では、どんなときにツキが変わるのか。

多くはミスがあったときです。

麻雀で、いい手がきたのに上がれなかった、

振り込んではいけない局面で振り込んでしまった。

間違いなくツキは逃げていきます。

そんなとき、90%以上の確率で負けるというのが、私の実感です。

 

つまり、自分にツキがきているのに、

それを逃すと運とツキは逃げ、

相手がミスをすると自分に戻ってくると言えます。

差が広がって挽回ばんかい不可能とならないうちに、

手を打たなければなりません。

 

そこで再び、ツキを取り戻すためには、

絶対に勝つんだ」というはくをみなぎらせることです。

フリーキックをする女性サッカー選手の写真

 勝てると思い込んでいる人は違う

誰も教えてくれなかった運とツキの法則

相手にかたむきかかった流れを引き戻す迫力は、

勝ちたい」という漠然ばくぜんとした思いではなく、

勝てる」という強い思い込みでしか、もたらされません。

 

実は、この両者にはツキとスッポンほどの違いがあるのです。

勝ちたいと思っているだけの人は、

ちょっとした難題なんだいですぐにあきらめてしまう。

もうダメだ」とか、

これだけ頑張ったのだから、もう負けても仕方がない

と思ってしまうのです。

 

でも、勝てると思い込んでいる人は違います

根拠こんきょなどなくてもいいのです。

ツキの流れを見て、勝てると判断した。

だから俺は勝てるのだ。

そう思っている人間は、どんな困難にもぶつかっていけるのです。

そして、100%の力を発揮して、難局を乗り越え、

苦しさを逆にエネルギーに変えてしまうのです。

 

ワクワク、生き生きしているから、より一層の努力ができる。

だから、より強いツキがついてくる。

 

勝負の分かれ目」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

スポーツなら、あるプレーを境に勝負の行方が決まった、という瞬間です。

 

そういうとき、選手はノリにノっています。

自分は、今日はツイていると本能的に感じている。

だから、積極的に攻撃するし、防御もできる。

普段できないような素晴らしいプレーまでも、できてしまったりするのです。

4 オザビエルの願い

6月3日に死去された長嶋茂雄監督は、

1994年に巨人中日が同率首位で迎えたリーグ最終戦、

いわゆる「10・8決戦」を「国民的行事」と表現し、

試合前のミーティングでは勝つ、勝つ、勝つ」と選手を鼓舞しました。そして、試合は巨人が6-3で勝ち、セ・リーグ優勝を決めました。

 

絶対に勝つんだ」という長嶋茂雄監督の迫が、

巨人の選手たちに、ツキを呼び込んだと思います。

巨人の選手たちは、100%の力を発揮して、

勝った方が優勝という大一番を制しました。

 

広く愛された『ミスタープロ野球』、長嶋茂雄さん。
その生きざまと勝つ、勝つ、勝つは、人々の心に残り続けます。

出典 『誰も教えてくれなかった 運とツキの法則』 林野宏(りんの ひろし) 発行所 致知出版社 画像はヤフー検索から

タイトルとURLをコピーしました