36 死後の世界を旅して

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佐久間ダム湖の夕景 薄明光線 riv0061-033

今日は、オザビエル(私)が、

心理研究家

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

「人生を楽しむ」ための30法則』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 お花畑から川岸まで来たときに

「人生を楽しむ」ための30法則

自分の意志で死後の世界を旅して、

帰ってきた人の話を聞いたことがあります。

 

部屋にかぎをかけて、

電話などの外の情報もすべ遮断しゃだんするのだそうです。

 

そのようにして、

自らの意志で肉体を離れて、

あの世を見てきたという、

そのときの話です。

 

その人は林を抜けて、お花畑から川岸まで来たときに、

そこから下流に行ってみたといいます。

 

すると、お花畑の上空は真っ青な美しい空で、

太陽が輝いていたのが、

だんだんと暗くなっていったというのです。

 

その先は黒いもやに包まれたような状態で、

大変さびしいところでした。

 

そろそろ帰ろうかと思ったときに、

暗いやみの中に1つ古びたビルがあったそうです。

 

そこには男性が1人いて、

階段をのぼっては下を見下ろして、

飛び降りるということを繰り返していました。

 

その彼が小さな声でつぶやいたのが、

はっきりと聞き取れたそうです。

 

これを何回繰り返したら、死ぬことができるのだろうか

2 周りから愛されていたら

「人生を楽しむ」ための30法則

この話を聞いて私は、たった1人でいることの、

どくの寂しさを思いました。

 

この世の中でいちばんつらいのは、

社会をうらんで、人をにくんで、誰にも心を許せず、

人を信用したり好きになることもなく、くなること。

 

それを孤独ごくといいます。

 

ですから、孤独地獄の中で自らの命を絶つことは、おすすめしません。

 

それならば、出会う全ての人に好かれて、

愛される状況を作ってから考えたほうがいいかもしれません。

 

たぶん、そのときには死にたいとは思わなくなっているでしょう。

周りの人から愛されていたら、どれほど楽しくて幸せか、

ということがわかってしまうからです。

3 今日の金言  小林 正観さん

その人たちの家族だけでなく、職場でも、たまたま隣り合えた人でも構わない。

初対面であっても、本当に優しい目で人を見ることのできる人と

出会うことができたなら、それでいいのです。

本当の幸せは、自己達成することではなく、人の間で生きていて、

その人たちが皆温かくて、愛情に満ちている、

そういう人たちに囲まれていることです。

 

まだまだたくさん楽しんで、

何歳になっても「今が一番幸せ!」と言えるよう、

心も体も養生して、少しずつ少しずつ前進しながら、

生きていきたい思っています。

出典 『「人生を楽しむ」ための30法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 講談社 画像はヤフー検索から

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