天保の改革をわかりやすく解説します。
目次
1 大塩平八郎(おおしおへいはちろう)の乱
2 天保の改革(てんぽうのかいかく)[1841~1843年]
- 倹約令(けんやくれい)を出して、ぜいたくを禁止した。
- 人返しの法を出した= 農民を村に帰らせた。
- 株仲間(かぶなかま)の解散を命じた= 物価をつり上げているとして
- 異国船打払令をやめ、外国船に燃料のまきや水をあたえた。←アヘン戦争で清が敗れたので
- 上知令(あげちれい)を出した= 海防の強化をめざし、江戸、大阪周辺の土地を幕府が直接治めようとした。→ 多くの大名や旗本の反対で実現しなかった。
3 諸藩の改革
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 大塩平八郎(おおしおへいはちろう)- 大阪町奉行所の元役人 陽明学(ようめいがく)者
〇 天保の改革(てんぽうのかいかく)- 1841(天保12)年~1843(天保12)年の改革
〇 水野忠邦(みずのただくに)- 老中 12代将軍徳川家慶(いえよし)の信任を受けた
〇 株仲間(かぶなかま)の解散 - 物価(ぶっか)を下げるために
〇 上知令(あげちれい)- 江戸、大坂周辺の土地を幕府が直接治めようとした(上地令)
A 右手 B 左手 C 両手
💠 江戸3大改革記憶術 対話暗記法
- 今日 きょう 享保(きょうほう)の改革 徳川吉宗
- 寒 かん 寛政(かんせい)の改革 松平定信
- 天 てん 天保(てんぽう)の改革 水野忠邦
- よし よし 徳川吉宗(よしむね)
- マ ま 松平(まつだいら)定信
- ミー み 水野(みずの)忠邦
今日のおやつはフルーツ寒天よ。
よし、ヤッタ、マミー!
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
- (④)の解散を命じた= 物価をつり上げているとして
- (⑤)を出した= 海防の強化をめざし、江戸、大阪周辺の土地を幕府が直接治めようとした。→ 多くの大名や旗本の反対で実現しなかった。
💮 答え
① 大塩平八郎(おおしおへいはちろう)
② 天保の改革(てんぽうのかいかく)
③ 水野忠邦(みずのただくに)
④ 株仲間(かぶなかま)
A 右手 B 左手 C 両手
答え B その多くが 左手 に本をもっている。
下のイラストは、ごくまれな右手です。
二宮金次郎の銅像イラスト
江戸3大改革記憶術で基礎学力バッチリです。