
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
精神科医、和田秀樹こころと体のクリニック院長
和田 秀樹(わだ ひでき)さんの著書
『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』
から学んだ
人生を楽に楽しく過ごせる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 仕事ができる人というのは、意外と愛想がいいもの

私たちは会社や学校、地域社会で生活はしていますから、
仕事や勉強のことで不安になったり、
人間関係に悩んで、暗い気持ちになることがあります。
同じような環境で生活していても、
いつも明るく、楽しそうに毎日を送っている人もいます。
あなたの周りにも、そういう人がいるのではないでしょうか?
そういう人は、ほぼ例外なく、「笑顔」でいるはずです。
この違いはどこにあるのでしょうか?
- 明るい気持ちでいるから、毎日が楽しくなるのか?
- 毎日を楽しくしようとしているから、表情が明るくなるのか?
そのどちらも正解だと思いますが、
暗い顔をしている人に比べて、明るい笑顔でいる人というのは、
周りの人たちの気持ちを明るくします。
毎日が楽しくなるような「いい環境」ができやすいのです。
いつも気持ちが明るい人というのは、
心理的に垣根が下がりますから、自然と人が寄ってきます。
部下の人たちに威厳を示そうと「仏頂面」をしている上司より、
ニコニコと愛想がいい課長や部長のところには、
やはり人が集まってきます。
女性が管理職になると、
「部下にナメられたくない」と思って
必要以上に厳しい顔をする人がいますが、
それでは逆効果です。
仕事ができる人というのは、
男性でも女性でも意外と愛想がいいものです。
3 明るい笑顔の人が、周囲の人も明るくする

明るい笑顔の人が、周囲の人も明るくするというのは、
その人が持っている雰囲気とか心理的な影響だけでなく、
科学的にも証明されています。
笑顔の人と一緒にいると、その人につられて自然と笑顔になる……
という経験をしたことがあると思いますが、
それは「エンドルフィン」の働きによるものと考えられています。
エンドルフィンとは、脳内で機能する神経伝達物質のひとつで、
「体内モルヒネ」の意味があります。
モルヒネの数倍の鎮痛効果があると考えられ、
「気分が高揚」したり「幸福感」が得られたりする
という作用を持っています。
笑顔の人につられて一緒になって笑うと、
周囲の人たちの脳内でもエンドルフィンが放出されるため、
一体感や安心感が生まれます。
人に笑いかけることは「私はあなたの敵ではない」
ということを相手に伝えるだけでなく、
相手を笑顔にして、その人の気分を明るくする効果があるのです。
その相手の笑顔を見ることによって、
笑顔の人は、さらに明るい気持ちが増幅されて、幸福感が得られる……
というフィードバック効果もあります。
笑顔の人の周囲に幸せオーラが感じられるのは、
こうした明確な理由があるのです。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
- 明るい笑顔でいる人というのは、周りの人たちの気持ちを明るくする。
- いつも気持ちが明るい人というのは、心理的に垣根が下がるから、自然と人が寄ってくる。
- 笑顔の人は、さらに明るい気持ちが増幅されて、幸福感が得られる。
毎日、明るい笑顔で過ごし、人生を楽に楽しく過ごせることを願っています。
出典 『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』 和田 秀樹(わだ ひでき) 発売 株式会社インプレス 画像はヤフー検索から