
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
納税額日本一の実業家
斎藤 一人(さいとう ひとり)氏の一番弟子の
柴村 恵美子(しばむら えみこ)さんの著書
『斎藤 一人 あなたの人生、そのままで大丈夫!』から学んだ
天が教えてくれた強運を引き寄せる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 すべての人が「そのままで大丈夫」を持って生まれている

「そのままで大丈夫」が自分の中にある人は、
それを証明するような出来事を引き寄せます。
だから願いや思いが叶うのです。
でも実は、「そのままで大丈夫」が自分の中にない人も、
ちゃんと自分の思いは叶っています。
つまり、「そのままの自分は大丈夫じゃない」ということを
証明するような出来事を引き寄せているのです。
この「そのままで大丈夫」ですが、
実はすべての人が、元々持って生まれてきています。
「生まれてきたときに、自分が歩けるかどうか不安だった」とか
「生まれたときに、まわりの人たちのように自分も言葉が喋れるとは思っていなかった」という人がいないように、
みんな「そのままで大丈夫」を持って生まれてきているのです。
生まれてきたわが子を見て、すぐに、
「そのままでは大丈夫じゃない!」とは誰も思わないはずです。
赤ちゃんって、生まれたときは目も見えないし、
呼吸以外は何一つ、自分で生きていくために必要なことができません。
それでもちゃんと育つことができるのは、
赤ちゃん自身が「そのままで大丈夫」を持って生まれてきたからです。
それが成長するにつれて、
まわりから「そのままでは大丈夫じゃない」と刷り込まれていったり、
自分自身が誰かと比べたりして、
「そのままでは大丈夫じゃない」と思い始め、
徐々に自分の中の大切な「そのままで大丈夫」をすり減らしていくのです。
3 子どもを不安にさせるような言葉を使わない

「そのままでは大丈夫じゃない」を刷り込まれる一番の原因は、
親やまわりの大人の間違った愛情です。
最初は「幸せになってほしい」や「苦労させたくない」といった、
子どもを思う純粋な愛情だったものが、
「いい学校に入らなければ、苦労する」とか
「いい会社に入らなければ、幸せになれない」
という偏った考え方や価値観に変化したのです。
そうなると、「いい成績をとる」ということが目的化し、
その目的を達成しないと大丈夫じゃないということになってしまいます。
また、子どもに勉強させたいあまりに、
「勉強しないと苦労するぞ」と不安をあおったり、
「勉強をするあなたは好きだけど、勉強しないあなたは嫌い」とか
「親の言うことを聞く子はいい子、聞かない子はダメな子」といったようなことを言って、自分の言うことを聞かせようととします。
親やまわりの大人は、
子どもに対して愛情のつもりでこうしたことをしますが、
子どもにとっては「そのままでは大丈夫じゃない」という不安を投げかけられるのと一緒です。
ではなぜ、
親や大人が、愛する大切な子どもを不安にさせてしまうのかというと、
実はその親も、またその親も、先祖代々、知らぬ間に、不安にさせられてきたからなのです。
武力や暴力など、恐怖で人を従わせるのは、
人類の歴史上、代々続いてきました。
今も、武力で他国を従わせようとする国や、
恐怖政治で自国の民を支配している国があります。
でも私たちは、歴史から戦争がいかに悲惨なものかを学び、
多くの人が、2度と同じような惨劇や悲劇を繰り返さないために努力しています。
それと同じように家庭や学校でも、しつけや教育のためと言っても、
体罰はいけないということが浸透してきました。
それでもまだまだ、
「いい子にしてないと、おもちゃを買ってあげませんよ」とか、
「勉強しないと苦労するぞ」といったようなことも含めて、
子どものためとか言いながら、不安をあおってしまう親や大人が多いのも実情です。
こうした「そのままでは大丈夫じゃない」という不安の言葉よりも、
「そのままで大丈夫だよ」という魔法の言葉で、
子育てする人が増えることを、私は心から願っています。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
- すべての人が、「そのままで大丈夫」を、元々持って生まれてきている。
- 「勉強しないと苦労するぞ」といったようなことも含めて、子どものためとか言いながら、不安をあおってしまう親や大人が多い。
- 「そのままで大丈夫だよ」という魔法の言葉で、子育てする人が増えることが望まれる。
「幸せになってほしい」や「苦労させたくない」といった、子どもを思う純粋な愛情で、「そのままで大丈夫だよ」と子どもを信じて、子育てをしていきましょう。そして、願いや思いを叶えましょう。
出典 『斎藤 一人 あなたの人生、そのままで大丈夫!』 柴村 恵美子(しばむら えみこ) 発売元 株式会社PHP研究所 画像はYahoo検索から