339 ビル・ゲイツ・シニア「ここから始める」

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「ケニアのスラム街を一望」の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

世界一の億万長者ビル・ゲイツの実父、

ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長

ビル・ゲイツ・シニアさんと

メアリー・アン・マッキンさんの著書

人生で大切にすること』から学んだ

生きる上で大切にしてきた

パワーフレーズ」をお届けします。

2 必ず他者と協力し、協調している

人生で大切にすること

地球上で暮らす人であれば、たとえどんな暮らしをしていても、

必ず他者と協力し、協調している

あなたも私も、それを説得力をもって語ったのは、

今は亡きルイス・トーマス博士である。

博士は、科学者であり作家であり、

そしてストーン・ケタリング記念ガンセンターの所長を務めた人物だ。

 

人は互いに協調しない限り、生きてゆくことも成長することもできないという博士の考えに、私は心から同意する。

 

世界の様々な場所で、人と人が協調して多様なパワーを生み出している

それを実際に見て、けいの念を抱かずにはいられなかった。

 

著名な文化人類学者マーガレット・ミードも、

おそらく同じような経験をしたに違いない。

だからこそ、崇高すうこうな目的のために貢献し、活動する人々の心に響く、

次の言葉を残したのだろう。

「思慮深く、熱心に取り組む市民によって、必ず世界は変えられる。

現に、これまでそれ以外の方法で、世界を変えた例はない」

「路肩で洗い物をする少年(インド)」の写真

3 何事も、積極的に行動するところから始まる

人生で大切にすること

そしてまた、一人ひとりが積極的に行動するところからすべてが始まる

と私は信じている。

配偶者、親、家族の一員、友人、市民、という役割を果たす上でも、

一人の人間としても。

 

私が尊敬する友人は、すばらしい男性と結婚したが、

彼はさんな病気のために若くしてこの世を去った。

 

一人になって初めて迎えたクリスマスに、

彼女は友人に当てて便りを送った。

盛りだくさんな話題と前向きな内容とともに、

簡潔な言葉で、元気にやっていると近況が添えられていた。

 

便りの最後には、彼女が刺激を受け、力を与えられたという、

レイチェル・ナオミ・リーメン博士の『失われた物語を求めて』の一部が引用されていた。

それはそのまま、私の思いと重なる。

 

人生は、最高の教師である。

人生が与えてくれる深い教えは、

科学的な研究を通して解明するものではなく、

たいていは、経験を通じて初めて気づくものである。

私たちは皆、ある目的を果たすためにここにいる。

人格を磨いて愛を学ぶことだ。

それは敗北と勝利を通じて、所有することとしないことを通じて、

成功と失敗を通じて実現できる。

私たちにできるのは、ひたすら心を開いて現場に臨むことだけ……。

今の状態をすべてととらえるのではなく、

ここからどういう行動を起こすか。

それが、目的へと近づく道に違いない。

現場に立たない者には、何も手に入れることはできない。

 

おそらく、ここにすべてが言い尽くされている。

何事も、積極的に行動するところから始まる。

 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

ビル・ゲイツの実父が、生きる上で大切にしてきたことは、

  • 地球上で暮らす人であれば、必ず他者と協力し、協調している
  • そしてまた、何事も、積極的に行動するところから始まる

私たちは、人格を磨いて愛を学び

他者と協力、協調し、何事も積極的に行動していけば、

様々な課題を解決して、世界を救うことができます

出典 『人生で大切にすること』 ビル・ゲイツ・シニア、メアリー・アン・マッキン (訳者 小川敏子) 発行所 日本経済新聞出版社 画像はヤフー検索から

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