329 松下幸之助塾主の「成功の要諦とは」 

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出典 画像 松下政経塾

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、

PHP研究所創設者

松下幸之助(まつした こうのすけ)さんの述書

リーダーになる人に知っておいてほしいこと』から学んだ

人間として成長し成功する

パワーフレーズ」をお届けします。

2 「塾訓を君、百ぺん毎日唱えや」  塾長 佐野尚見

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

松下幸之助塾主は、塾に集まったリーダーの卵たちに、

成功の要諦ようていとして、こんなことを言っています。

 

じゅくじゅくくんの教えというものは、みなわかってるな。

内容について、みな自問自答してるか、時々。

これが100%実行できたら、それでもうその人は大したもんやと思うな。

こういうことを克明こくめいに見つめて、頭の中にたたき込んで、

それが身についてしまうということになったらええな。

(1981年4月8日)

 

そして、

これ(塾訓)を君、100ぺん毎日唱えや。それで、一息たったらわかる

と言っていました。

 

100ぺん唱える。

そして一息たったら、わかる。

こう言い切るのは、

普段から思い願い、それを実践し続けることで、

ある日突然のように気づきがあり、またを引き寄せる

ということを感得していたからでしょう。

 

こうした思いは、初期の塾生には、じかに繰り返し伝えられました。

出典 画像 松下政経塾

3 当塾の塾是塾訓を徹底的に身につける  塾長 佐野尚見

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

人間としての成長を期して、

練り上げられた当塾の塾是塾訓を、

徹底して身につけるよう言い続けたのです。

よって、当塾では、

塾是(じゅくぜ)=(塾の方針)=

真に国家と国民を愛し、新しい人間観に基づく政治・経営の理念を探求し、人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献しよう」、

そして塾訓せいを、毎朝しょうしております。

塾訓五誓は次の4頁をご参照ください)

 

世間に認め続けられる会社の多くには経営理念というものがあります。

人間でいう「こころざし」のようなものでしょう。

これを常に忘れず、常に自問自答し、身につけて、

100%実行できるようにしょうじんする。

このことなくして、真のリーダーの育成はできないと考えていたのでしょう。

4 松下政経塾塾訓五誓  塾長 佐野尚見

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

塾訓

素直な心でしゅうを集め

ごうとくで事の本質を究め

日に新たな生成発展の

道を求めよう

 

五誓

一、素志貫徹の事

常に志をいだきつつ懸命にすべきことを為すならば、

いかなる困難に出会うとも道は必ず開けてくる。

成功の要諦は、成功するまで続けることにある。

 

一、自主自立の事

他を頼り、人をあてにしていては事は進まない。

自らの力で、自らの足で歩いてこそ他のきょうめいも得られ、

知恵も力も集まって良き成果がもたらされる。

 

一、万事研修の事

見るもの聞くことすべてに学び、

一切の体験を研修と受け止めていそしむところに真の向上がある。

心して見れば、万物ばんぶつことごとく我が師となる。

 

一、先駆開拓の事

せいにとらわれず、たえず創造し開拓していく姿に、

日本と世界の未来がある。

時代にさきけて進む者こそ、

新たな歴史のとびらを開くものである。

 

一、感謝協力の事

いかなる人材が集うとも、

がなければ、成果は得られない。

常に感謝の心を抱いて互いに協力しあってこそ、

信頼がつちかわれ、

真の発展も生まれてくる。

 オザビエルの願い

松下幸之助塾主のリーダーの条件とは、

素志貫徹の事、自主自立の事、万事研修の事、先駆開拓の事、感謝協力の事

松下政経塾の「五誓」と言われるこれらの言葉に、

松下幸之助塾主のリーダーシップ論は集約されていると言われます。

 

身につけたいと思う事柄を、毎日唱えてみましょう。

普段から思い願い、それを実践し続けることで、

ある日突然のように気づきがあり、またを引き寄せる

とあります。

 

人類の繁栄幸福と世界の平和に貢献されることを願っています

出典 『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』 松下幸之助(まつした こうのすけ)述書 松下政経塾(まつしたせいけいじゅく)編者 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から

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