
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
経営コンサルタント、投資家
本田健(ほんだ けん)さんの著書
『強運の法則』から学んだ
一瞬で運がよくなる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 感謝できる人は周りから好かれる

一流の経営者何人かと話していて、
「どういう人を引き立てたいか」
という話題になったことがあります。
そのとき、「些細なことに感謝できる人間」
を挙げる人が結構いました。
部下、取引先、お客様に感謝できる人は、周りから好かれます。
普段からねぎらいの言葉をかけてもらったり、
感謝されたりした人は、何かあったら、
「この人のために頑張ろう」という気持ちになるでしょう。
なので、上手に感謝できる人は、
自然と周りから慕われるようになります。
逆に感謝が足りない人は、
みすみす運を逃してしまっているとも言えます。
感謝できない人は、周りの人の親切や気配りが見えません。
してもらったことに気づかないか、すぐに忘れてしまうからです。
ちょっとした親切を忘れず、折に触れて感謝することができたら、
きっと相手も、応援してあげたいという気持ちになるはずです。
それなのに、自らそれを切り捨ててしまうのですから、
もったいない話ではないでしょうか。
先輩のところに、
社会人になったばかりの後輩2人が訪ねてきたとしましょう。
気前のいい先輩は、
就職祝いとして、2人に同じ万年筆をプレゼントします。
1人は、
翌日にお礼の手紙を出し、その後も先輩と会うたびに、万年筆を見せて、「大事に使っています」と嬉しそうに感謝の言葉を伝えます。
もう1人は、
その日にお礼を言っただけで終わっていたとしたら、どうでしょう。
ちょうど、そのとき、先ほどの先輩が、仕事の知り合いから、
「あなたの周りで、どなたか優秀な方をご紹介いただけませんか」
と言われたら、
間違いなく、お礼状を書いた後輩を推薦するのではないでしょうか。
そうやって、恩を忘れない人の評価は上がっていきます。
3 感謝をするだけで成功できる

かつて私は、メンターからこう言われたことがあります。
「受けた恩を忘れないというだけで、ある程度の成功はできる」
また、感謝することは、能力が低くてもできることなのだから、
どれほどやっても損はないのだと教えてもらいました。
逆に能力があるのに成功できない人は、
もしかすると、普段の感謝ができていなかったり、
周りへの配慮が足りなかったりするのかもしれません。
事業をやっていく過程で、いろいろな人の力を借りているはずなのに、
その恩を忘れてしまった可能性があるのです。
あなたは、日頃、どのくらい周りの人に感謝を表現していますか。
「ありがとう」という言葉を1日何回ぐらい発しているでしょうか。
あなたの「ありがとう」が多ければ多いほど、
あなたに好意を持ってくれる人も増えます。
何十億人という世界にいる人のうち、
一生を通して親しくなる人は、ほんの数百人です。
この奇跡的な縁に感謝できれば、自然と「ありがたいなぁ」という気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
「ありがとう」を日常的に増やしましょう。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
- 上手に感謝できる人は、自然と周りから慕われるようになる。
- ちょっとした親切を忘れず、折に触れて感謝することができたら、きっと相手も、応援してあげたいという気持ちになる。
相手の親切に対して、素直な気持ちで「ありがとう」をたくさん言って、
周りの人たちからの応援が少しでも増えれば、ありがたいです。
出典 『強運の法則』 本田 健(ほんだ けん) 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から