32 あの世のお花畑の話

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桃花と菜の花 ume0021-049

今日は、オザビエル(私)が、

心学研究家

小林 正観(こばやし せいかん)さんの

「人生を楽しむ」ための30法則』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 息を吹き返した人

「人生を楽しむ」ための30法則

あの世の話については「臨死体験」が一般的に知られています。

 

私自身、40年研究する中で、

一度心臓が止まってから、また動き出したという体験をした人に、

200人ほどお会いしてきました。

その結果として、

どういう状況のときに、心臓がもう一度動き出すか、

ということが、だいたいわかってきました。

 

心臓が止まったとき、

本人の意識は、どこかの中を歩いているそうです。

を抜けると、急にきれいなお花畑が広がるのだとか。

そのお花畑の50mから100mほど先に、があるそうです。

いわゆるさんの川でしょうか。

川・河原のイラスト

そのに向かってお花畑の中を歩き、に到達する前に、

最愛の家族の叫ぶ「死なないで!」という声が聞こえた。

 

そして、「ああ、あの家族のためにもう一度戻りたい

痛切に本人が思ったときだけ、生き返ってくるというのです。

 

私がお会いした200人のうちの約9割の人は、

最愛の孫に呼ばれたということでした。

または、新婚3か月までの若夫婦で、結婚相手に呼ばれた、

という場合もありましたが、何十年も連れ添った夫婦の例は、

今のところまだ聞いたことがありません。

 

この話を講演会でしたところ、その後の二次会で

50代半ばの男性が立ち上がって、こう言いました。

「もし自分が、お花畑を歩いているときに、

妻の『 返ってきて!』という声が聞こえたら、

俺なんか、足を速めてしまう」

会場は、大爆笑でした。

梅の花 紅梅 須磨の天神さん ume0024-044

2 愛情だけで接してくれた人たち

「人生を楽しむ」ための30法則

実は、この話には続きがあります。

 

お花畑に向かって歩いていると、

の向こうに何人か、自分の知り合いがいるのだそうです。

人によって、それが6人から15人のいずれかですが、

とてもにこやかな笑顔で立っているとか。

 

その人たちは自分の人生の中で、一度も怒ったりしたことがなく、

ただ愛情だけで接してくれた人だといいます。

 

生まれてから今まで

あなたが大好きで、可愛くて仕方がない

というふうに接してくれた人が、

私たちの人生には、最低でも6人はいるようなのです。

 

その人たちが先に亡くなっている場合はの向こう側にいて、

優しく微笑んでいるそうです。

の幅は、人によって10mにも100mにも思えるのですが、

向こう岸にいる姿は、はっきり見えるといいます。

 

その人たちの顔を見ると、

懐かしくて、嬉しくて、幸せで、涙が止まらないそうです。

3 今日の金言  小林 正観さん

「あなたが可愛くて仕方がない」と

接してくれた人が、私たちの人生には必ずいる。

 

何があっても、両親は、

自分に最大の愛情を注いでくれました。

 

私も、もうその機会は限られてきているので、

出来る限りのことはしたいと思っています。

出典 『「人生を楽しむ」ための30法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 講談社 画像はヤフー検索から

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