318 失敗は、反省したら忘れなさい

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「開花した蓮の花」の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者 

稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書

六つの精進 』から学んだ

すばらしい人生を実現するための

パワーフレーズ」をお届けします。

2 感性的な悩みをしない

六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために

六つのしょうじん」の最後は、「感性的な悩みをしない」ということです

 

私自身、若いころにいろいろな悩みをもっていたために、

こういう考え方が大切だと感じました。

 

人生では心配事や失敗など、

心を煩わせるようなことがしょっちゅう起こります。

しかし、一度こぼれた水が元へと戻ることがないように、

起こしてしまった失敗をいつまでも悔やみ、

思い悩んでも意味はありません。

 

クヨクヨと思い続けることは、心の病を引き起こし、

ひいては肉体の病につながり、人生を不幸なものにしてしまいます。

すでに起こってしまったことは、いたずらに悩まず、

あらためて新しい思いを胸に抱き、

新しい行動に移っていくことが大切です。

 

仕事に失敗して、我々はよく心配をします。

しかし、いくら心配をしても、

失敗した仕事が元に戻ることはありません

悔やみ、思い悩んでも無意味だとよくわかっていても、

なお「あれがうまくいっていれば……」などと思い、

悩んでしまうものです。

 

感性的な悩みはしない」とは、

こうした意味のない心労しんろうを重ねることをやめるということです。

起きてしまったことはしようがありません。

キッパリとあきらめ、新しい仕事に打ち込んでいくことが肝要かんようです。

 

咲き始めた池の睡蓮の写真

3 反省したら、勇気を奮い起こして新しいことに打ち込むことが大切

六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために

たとえば、何かスキャンダルに巻き込まれ、

道徳的にも法律的にも追及され、

本人はもとより、親兄弟、周囲の人たちにまで、

大変な迷惑をかけるというような大失敗をしたとしても、

なぜそういうことになったのか、十分に反省し、

今後一切そういうことはすまい、

今後は心を入れ替えて、努力していこうと心に誓うことでいいのです

 

めいなスキャンダルに襲われ、

身も心もズタズタになるくらいに心を悩ませ、

あげくの果てに自殺をしてしまう人がいますが、

いつまでもクヨクヨと失敗に心を悩ませ

心を暗くしていくことはやめたほうがよいのです。

 

そのようなしょうを招いたのは、過去の自分自身が犯した罪

つまり、ごうがあったからなのです。

そのが、いま結果として非難という形となって出てきているわけです。

 

十分な反省、また二度とそういう不祥事は起こさない、

という決意はしなければなりませんが、

いつまでもクヨクヨと心配する必要はありません。

身も心もズタズタになるぐらいにうちしおれている自分を逆に励まし

立ち直っていけるようにしていくことが大切です。

 

どんな不名誉なことがあっても、

勇気をもって真正面から受け止め、

立ち直っていかなければなりません。

大変な不祥事を起こし、

自分の家族、親戚、友人、さらには会社や世間に対して

顔向けできないような事態が起ころうとも、

いつまでもクヨクヨと悩まず、反省したら、

勇気を奮い起こして、新しいことに打ち込むことが大切です

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

すでに起こってしまったことは、いたずらに悩まず、

あらためて新しい思いを胸に抱き、

新しい行動に移っていくことが大切。

勇気を奮い起こして、新しいことに打ち込むこと。

 

どうしても、クヨクヨと失敗に心を悩ませ

心を暗くしてしまいます。

さあ、勇気を奮い起こして、新しいことに打ち込みましょう

きっと、失敗したことを忘れて、ワクワクすることが生まれます。

出典 『 六つの精進 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

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