314 謙虚にして驕らず

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月に照らされたおしら様の枝垂れ桜の写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者 

稲盛 和夫(いなもり かずお)さんの著書

六つの精進 』から学んだ

すばらしい人生を実現するための

パワーフレーズ」をお届けします。

2 ただのみを受く 

六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために

六つのしょうじん」の二つ目は「謙虚けんきょにしておごらず」です。

 

謙虚であるということは、人間の人格を形成する資質の中でも、

最も大切なものではないかと思います。

あの人は立派な人格者だ」ということを我々はよく言いますが、

人間性の中に謙虚さを備えている人を、

我々はそういうふうに表現しているわけです。

 

これは、成功して驕りたかぶっている人に対してだけ、

謙虚になれと言っているのではありません。

中小零細企業のときから大企業になるまで、

一貫して謙虚でなけれはならないと、私は思っています。

 

若いころ、

私は中国の古典にある「ただのみを受く」という言葉を知り、

謙虚でなければ幸福を受けることはできない、

幸福を得られる人は、みな謙虚でなければならないのだと思い、

まだ京セラが中小零細企業であったころから、

謙虚さを大事にしてきました。

 

ましてや会社が立派になり、大きくなっていけば、

自然と人はみな傲慢ごうまんになり、ちょうてんになっていくものですから、

そういうときにこそ、謙虚さを忘れてはならないと

自分に言い聞かせました。

 

のみを受く」はたいへん大切な言葉です。

ぜひ心に刻んで守っていただきたいと思います。

 

ライトアップした夜桜の写真

3 成功する人とは、実は謙虚で控えめな人なのです

六つの精進[DVD付き] すばらしい人生を実現するために

世の中では、他人を押しのけてでも、

という強引な人が成功するように見えますが、

けっしてそうではありません。

成功する人とは、内に燃えるような情熱や闘争心、闘魂を持っていても、

実は謙虚で控えめな人なのです。

 

謙虚な振る舞い、謙虚な態度は、生きていく上で大変大切な資質です。

しかし、人は往々にして成功したり、地位が上がったりすれば、

謙虚さを忘れ、傲慢になりがちです。

こうしたときにこそ、「謙虚にして驕らず」ということが、

なおのこと大切になるのではないかと思います。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

  • のみを受く」
  • 成功する人とは、内に燃えるような情熱や闘争心、闘魂を持っていても、実は謙虚で控えめな人。
  • 人は往々にして成功したり、地位が上がったりすれば、謙虚さを忘れ、傲慢になりがち。
  • こうしたときにこそ、「謙虚にして驕らず」ということが、なおのこと大切になる。

日本のことわざにも、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という有名な言葉があります。

の穂は実るほどに穂先が低く下がるものです。

人間も本当に偉くなればなるほど、

謙虚な姿勢で人と接することが大切です。

 

2019年ノーベル化学賞を受賞した吉野あきらさんのゆうめい

「実(みのる)ほど頭(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」

とありました

こうしたすばらしい先人を見習い、

先人の教えを、仕事に、人生に、生かしていきたいものです。

出典 『 六つの精進 』 稲盛 和夫(いなもり かずお) 発行所 サンマーク出版 画像はヤフー検索から

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