
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
累計納税額日本一
斎藤 一人(さいとう ひとり)さんの弟子の一人
舛岡 はなゑ(ますおか はなえ)さんの著書
『斎藤一人 福の神がついてる人 貧乏神がついてる人』から学んだ
よりよく生きる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「死んだら終わりなんだろうか。死とは何だろう」 斎藤一人

お釈迦様は20歳ぐらいの頃に、そんなことで悩んでいたんだけど、
一人さんの場合、幼稚園の頃にそんなことを考え出した。
きっかけは、飼っていたネコが死んだの。
それまで、身近なところで死というものを経験したことがないし、
前日まで仲良く遊んでたネコが突然、動かなくなったもんだから、
これは何だろう、って。
死んだら、真っ暗になっちゃうのかな。
お母さんや友だちともう会えなくなっちゃうのかな。
段々、エスカレートしていって、
目を閉じたら、もう二度と戻ってこれないんじゃないだろうか━━
そんなことを思ったら、怖くて目を閉じることもできない。
眠れなくなって、気がつくと朝になっていて、
「あぁ、目が開いてよかった」
目が開いた、ということは、寝てたじゃないか、っていうね(笑)。
だけど、ホントに一生懸命、考えて、子どもながら悩んでたの。
そしたら、ある晩、上の方から、白い光がまっすぐおりてきた。
レーザービームを束にしたような白い光なの。
太陽の光よりすごく明るいんだけど、まぶしくなくて、
見ていても目が痛くならない、ホントに不思議な光で。
その光はわたしを包み込み、そしたら。
あぁ、こういうことなのか━━って、一人さん、わかっちゃった。
3 人間ってね、魂は死なないの。 斎藤一人

人間ってね、魂は死なないの。
生まれ変わりがある、「来世」というものがあるんだよ。
ということは、当然、「今世」がある、「前世」というものもある。
前世では、何度も何度も、いろいろな人生を生きてきたんだ。
来世もそうだよ、次、次、次と、魂は何度も生まれ変わりを繰り返す。
だとしたら、人殺しだとかってバカバカしいの。
だって、相手は死なないんだもん。
相手の魂は、あの世に行って、また生まれ変わって、自分の目の前に出てくるんだよね。
それなのに、この世で殺人罪を犯した自分は、何十年と刑務所に入って、
一生1回のこの人生を棒にふっちゃってさ。
だから、みんな、自分の身近に「わっ、この人、ヤだな……」って思う人がいたら、自分から先に逃げな、って、
えっ、逃げていいんですか?━━
正しい人ってね、ゼッタイ逃げないんだよ。
オレなんか正しくないから、すぐマイッタして逃げちゃう(笑)。
いつまでも逃げないでがんばってると、戦いが始まるんだよ。
そうすると、夫婦喧嘩でも何でも、人殺しまで行っちゃう人がいるけど、
殺される人も気の毒だけど、殺したほうも気の毒。
どっちかがいなくなればいいの。
どっちかが逃げれば、殺される人も、殺す人もいない。
わかるかい?
正しい人が集まると喧嘩が絶えない、っていうけど、
それは「自分が悪い」って、マイッタする人がいない。
全員、自分が正しい、って言うんだよ。
そうやって言いたいのも、わかるよ。
だけど、それだから、もめごとが尽きないの。
誰かがマイッタしちゃえばいい、自分が逃げればいいだけなの。
心の中では「自分の意見は正しい」と思っていても、
とりあえず「いや~、間違ってたよ」とか言って、
その場からまず逃げればいい。
それで、ヨソで自分の意見を主張してればよくてさ(笑)。
いやいや冗談じゃなく、それでホントにいいんだよ。
その辺が、よりよく生きる要領だと思うよ。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
人は死んでも、魂は死なない。
そして、魂は何度も生まれ変わりを繰り返す。
自分の身近にヤだなって思う人がいたら、
自分から先に逃げる。
そしたら、もめごとが起こらない。
新垣結衣さんと星野源さんが共演し、大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年にTBS系で放映された)が想い出されます。
正しいことを行うことは大切ですが、もめごとを避けるために、
その場から逃げることも必要なときがあります。
「逃げ恥」の意味する「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」が、よりよく生きる要領かもしれません。
出典 『斎藤一人 福の神がついてる人 貧乏神がついてる人』 舛岡 はなゑ(ますおか・はなえ) 発行所 PHP研究所 画像はヤフー検索から