303 自分の特性を生かして水のように生きる

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水を入れる瞬間の写真

今日は、オザビエル(私)が、

心理カウンセラー

植西 聰(うえにし あきら)さんの著書

くらべない』から学んだ

人に恩恵を与える

パワーフレーズ」をお届けします。

2「上善の如し」

くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]

古代中国の思想家・ろうは「じょうぜん水のごと」ということばを残しました。

 

みずは自分の上昇思考を主張せず、低い方へと流れていきます。

 

四角い器に入れば四角に、丸い器に入れば丸くなります。

 

すなわち、のように謙虚けんきょじゅうなんに生きることが、

人としての理想的な生き方であるという意味です。

 

そして、戦国時代の武将・くろかん兵衛べえは、老子のことばにあやかって、

晩年は如水じょすいと名を改め、ちゃくなん長政ながまさに次のように言ったと言われています。

 

水は雨にもなれば、湯にもなり、川のにもなれば、大海のにもなる。

のおかげで、のどの渇きを癒すことができる。

湯のおかげで、温泉で身体を癒すことができる。

川のに浸かるおかげで、夏の暑さをしのぐことができる。

大海ののおかげで魚が育ち、人はそれを食することができる。

 

このようにいかなる姿でいようとも、は文句をいうことなく、

その場に適した状態で、人に恩恵を与えている。

 

注がれる水と沈む気泡の写真

3 社会に恩恵が与えられる人間になる

くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]

私たち人間の特性も同じです。

ある人はサラリーマンになることかもしれません。

ある人は自営業者になることかもしれません。

ある人はアーティストになることかもしれません。

ある人は家庭で夫(妻)を支えることかもしれません。

 

大切なのは、のように、柔軟にその場に適した状態で、

自分の特性を生かしながら、社会に恩恵が与えられる人間になる

ことだと思うのです。

 

そのことに目覚めれば、誰かとくらべ、

「あの人みたいになろう」と考えるのが、

ナンセンスに思えてくるに違いありません。

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

 

の「じょうぜん水のごと」とは、

のように謙虚けんきょじゅうなんに生きることが、

人としての理想的な生き方であるという意味。

大切なのは、のように、柔軟にその場に適した状態で、

自分の特性を生かしながら、社会に恩恵が与えられる人間になること。

 

人はそれぞれ、役割を持って生まれ、懸命にその役割を果たします。

それが、社会に恩恵を与えるということだと思います。

自分の役割に気づき、ワクワク、楽しんで、

のように、淡々と流れていきましょう。

 

出典 『くらべない - もう凹まない!傷つかない心の習慣』 植西 聰(うえにし あきら) 発行所 永岡書店 画像はYahoo検索から

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