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地方公共団体の財政をわかりやすく解説します。
目次
1 地方公共団体の財政
地方公共団体(地方の自治体)が仕事を行うためのお金(財源)のやりくりを地方財政といいます。
① 自主財源(じしゅざいげん)
- 地方税 = 都道府県や市町村が住民に課税するもの → 都道府県税、市町村税など
② 依存財源(いぞんざいげん)
- 地方交付税交付金 = 公的サービスに格差が生じないよう、国が地方公共団体の財政力を調整するために支出
- 国庫支出金 = 国が地方に対して支出する負担金、委託費、特定の施策の奨励又は財政援助のための補助金等の総称
- 地方債 = 地方公共団体が1会計年度を超えて行う借入れ
2 地方財政の課題
- 地方財政は、長期債務が累積するなど、深刻な財政危機に直面している。
- 地域経済の格差が存在する以上、地域間の財政力格差を是正する財政調整システムは必要である。
- 制度の見直しに当たっては、国民に最低限保障すべき行政サービスはどこまでなのかということを再検討し、地域住民が受益と負担の関係を考慮して、自らの判断と責任で選択するシステムを構築する必要がある。
- 少子・高齢化対策や地域経済の活性化、住民の安全・安心の確保等、住民ニーズの多様化・高度化に的確に対応する。
- 地方が自らの責任において地方創生を推進していくためには、税財源の拡充と安定確保が不可欠である。
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さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 地方税(ちほうぜい)- 都道府県や市町村が住民に課税するもの
〇 自主財源(じしゅざいげん)- 自主的に収入できる財源のこと
〇 依存財源(いぞんざいげん)- 国の決定により交付されたり、割り当てられたりする収入
〇 地方交付税交付金(ちほうこうふぜいこうふきん)- 自由に使用することができる
〇 国庫支出金(こっこししゅつきん)- 使いみちが特定されている
A 20万円 B 200万円 C 2000万円 D 2億円
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
1 (①)とは、都道府県や市町村が住民に課税する税金です。
2 (②)財源とは、自主的に収入できる財源のことです。
3 (②)財源とは、国の決定により交付されたり、割り当てられたりする収入です。
4 (②)とは、公的サービスに格差が生じないよう、国が地方公共団体の財政力を調整するために支出するお金
5 (⑤)とは、国が地方に対して支出する負担金、委託費、特定の施策の奨励又は財政援助のための補助金等の総称のことです。
💮 答え
① 地方税(ちほうぜい)
② 自主財源(じしゅざいげん)
③ 依存財源(いぞんざいげん)
④ 地方交付税交付金(ちほうこうふぜいこうふきん)
⑤ 国庫支出金(こっこししゅつきん)
A 20万円 B 200万円 C 2000万円 D 2億円
答え D 2億円
これで基礎学力バッチリです。