目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理カウンセラー
植西 聰(うえにし あきら)さんの著書
『まんがと図でわかるマーフィー人生を変える奇跡の法則 』から学んだ
あなたが人に好かれる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 言葉にはすごい効用がある
「医者には3つの武器がある。第1に言葉、第2に薬草、第3にメスである」
これは西洋医学の祖と言われたヒポクラテスの名言ですが、
言葉を第1に挙げている点が誠に興味深いと言えるでしょう。
その理由についてヒポクラテスは、
「言葉は暗示として、人間の身体に備わっている自然治癒力を促進させる効果があるからだ」
と指摘しています。
私も彼の意見に共感を覚えます。
「言葉を話すとき、よく吟味しなさい。
あなたの一語一語が、相手の潜在意識に影響を及ぼします」
とマーフィー博士も言うように、
あなたの発した言葉は暗示となって、相手の潜在意識にインプットされる仕組みになっています。
そこで提案ですが、そんなに難しく考える必要はありません。
たとえば、体の調子がいまいち思わしくないと言う人がいたら、
こんな言葉を投げかけてあげるだけでいいのです。
「相変わらず元気そうですね。血色もものすごくいいですよ」
「食欲旺盛ですね。その分だったら、精密検査の結果も心配ありませんよ」
一見すると、たわいのない言葉のように思えるかもしれませんが、
そう言われた側からすれば、ものすごく気分が晴れるのです。
では、「痛い」「苦しい」「つらい」という感情や感覚を、相手が言葉として表してきた場合は、どのように対応すればいいのでしょう?
そういうときは、あなたから率先してポジティブな言葉を付け加えてあげましょう。
「頭痛がするの? でも薬を飲んだから大丈夫よ。
すぐに元通りになるよ」
「肩がこっているって? でもそれはキミが一生懸命仕事した証拠だよ。
そのお陰でウチの部署は、こんなに利益を出すことができた」
第三者からすれば、なぐさめの言葉にしか聞こえないかもしれませんが、
これまたそう言われた側からすれば、
大いに元気・活気・やる気がみなぎるようになるのです。
3 人を愉快にさせる言葉を頻繁に使いなさい
マーフィー博士は、
「人を愉快な気持ちにさせる言葉を探し出して、
その言葉を頻繁に使いなさい。
そうすれば、人はあなたに引き付けられるでしょう」
と言っています。
元気が出る言葉、やる気が出る言葉に続いて、
人を愉快な気持ちにさせる言葉を用いてみてはいかがでしょう。
これもそんなに難しく考えることはありません。
人には誰だって、ささやかな楽しみがあります。
「ジャイアンツにマジックが点灯した。優勝するのは時間の問題だ」
「今度の週末は、家族で温泉旅行に出かける」
「来週の日曜日は、愛しい彼女とディズニーランドでデートをする」
など、他人からすれば、たわいのないことであっても、
当人にとっては胸を踊らせていることがらであります。
こうした、その人ならではの楽しみ・期待・希望を倍増させる言葉、
もしくは楽しい思い出に浸ることができる言葉を相手に投げかけてあげるだけでいいのです。
「部長、いよいよジャイアンツにマジックが点灯しましたね。
おめでとうございます」
「課長、明後日の今頃は伊豆の温泉に浸かっている頃ですね。
海の幸もたくさん食べられてうらやましいなあ」
「香港で百万ドルの夜景を見てきたんですって?
キレイだったでしょうねえ」
TPOにもよりますが、こう言われてむくれる人はもちろんいないはずです。
この投げかけの積み重ねが、
「この人は感じのいい人だ」「この人と話していると楽しい」
という評価へつながっていくのです。
4 オザビエルの願い
今日の学びは、
言葉はとても大切です
言葉を話すとき、
よく吟味しなさい。
あなたの一語一語が、
相手の潜在意識に影響を及ぼす。
オザビエル(私)も、高2の2学期末の世界史で、100点をとったとき、
小学校からの友人が、「〇〇くん、社会の先生にならんけん!」と言ってくれました。
それまで考えたこともなかった、社会科教師をめざすきっかけです。
明石家さんまさんも、高校時代、友人の「おまえ、吉本に入れ」の一言が
吉本興業に入るきっかけだと言われてました。
「あなたの一語一語が、相手の潜在意識に影響を及ぼす」
相手の人が元気・活気・やる気がみなぎるよう、希望を倍増させる言葉を投げかけましょう。
出典 『 まんがと図でわかるマーフィー人生を変える奇跡の法則 』 植西 聰(うえにし あきら) 発行所 興陽館 画像はヤフー検索から