28 老化予防は口から始める!

スポンサーリンク

出典:画像 6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です! 日本口腔保健協会

今日は、オザビエル(私)が、

NHKガッテン! 2019年5月号(発売日 2019年03月15日)

『編集部企画 老化予防は口から始める!』から学んだ

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 口の「ささいな衰え」がフレイルの入り口

※ フレイルとは、健康と介護の中間の状態。「栄養(食・口腔)」「運動・身体活動」「社会性(人とのつながり)」の3つの柱を改善すれば、健康な状態に戻ることができる。

※ オーラルフレイルは、口の機能のきょじゃく

NHKガッテン! 2019年5月号 (発売日2019年03月15日) 表紙

「オーラルフレイル」の進行全身の老化への影響

【第1段階】

口についてのリテラシー(意識)の低下

虫歯・歯周病になる

結果、歯の本数が減る

人とのつながりがなくなる!

口のささいな衰えが

気になって、

人に会うことを

避けるようになりがち。

【第2段階】

滑舌が悪くなる

食べこぼすようになる

食べるときにむせやすくなる

噛みごたえのあるものが食べられなくなる

食欲がなくなり、偏食になる

孤独になり、うつ傾向に!

人に会わなくなると

孤独になり、

食事をするときもいつも1人に。

それにより

うつを引き起こす可能性も。

 

【第3段階】

口の中が不潔になり、乾燥しやすくなる

舌の筋肉が弱くなる

しゃくする力が弱くなる

飲み込む力が弱くなる

歯のかみ合わせが悪くなる

低栄養になる

基礎代謝が悪くなる

筋力が低下し、

サルコペニアに!

サルコペニア

加齢などにより、

筋肉量が

急激に減少した状態。

全身のフレイルへ

進む危険性が高くなる。

                   

● 摂食障害

● えん障害

● 咀しゃく障害

栄養障害に!        要介護・寝たきりに!    

口の中は、その人の健康意識がもっとも現れるところ。

「意識する」ことから始めましょう。

 

「自分でできる訓練」を続けるとともに、かかりつけの歯科医を見つけて、定期的に口の中のメンテナンスを行うこと。これで改善できます。ただし、継続が大切です。

 

        飯島勝矢さん(東京大学高齢社会総合研究機構教授)

出典:画像 そのカギを握るのはフレイル予防 厚生労働省

2 私たち、「オーラルフレイル」から脱出しました!

NHKガッテン! 2019年5月号 (発売日2019年03月15日) 表紙

山田さんと大西さんが実践している≪脱出法5つ≫

 

口の中には筋肉が数多くあり、実は舌も筋肉でできています。

口まわりの筋肉を鍛えれば、滑舌かつぜつむ力、飲み込む力の改善

につながります。

 

 ブローイング(吹く練習)

 

ストローを使って息を吹き、水をぶくぶく。1回目は一気に強く。2回目は細く長く、30秒ほど時間をかけます。山田さんはペットボトルを使用。キャップはゆるく締めること。

 

 バタカラ体操

 

飲み込む力を鍛える「バタカラ体操」。やり方は、できるだけ大きな声を出しながら、①「パパパ、タタタ、カカカ、ラララ」と発音し、②「パタカラ、パタカラ、パタカラ、パタカラ」と発音します。各5回行うのが目安。速く、はっきりと発音するのがコツです。

 

 唾液腺マッサージ

 

えきぶんが減ると、口が渇き、食べるとむせる、話しにくくなるほどの症状が生じ、人とのかかわりもはくになってしまいます。

唾液には口内こうないの善玉菌を増やす働きがあり、しゅう病の予防・改善にも効果的です。

 

やり方 大きな唾液腺の3か所を、「唾液が出てきた」と実感できるまで押す

  • 耳下じかせん(耳たぶの下、あごの骨のすぐ奥にある)
  • がく(左右の下あごの骨のすぐ内側にある)
  • ぜっ(舌の真下にある)

上手にするコツ 痛くない程度の力で押す 口の中にじわーっと唾液が出てきたことを実感できたらOK

 

目安 時間や回数の決まりはなし 

 

 飲み込みトレーニング

 

コップ半分の水を数回に分けて、意識しながら「ゴックン」としっかり飲みます。これを10~20回行うこと。口からのどにあるさまざまな筋肉が鍛えられ、飲食物を飲み込む力が養われます。

 

 ブクブクうがい

 

口に水を含んでしっかりと閉じ、右ほお・左ほお・唇の上下に水を移動させながら、ブクブクとうがいをします。

これを習慣にしていると口まわりの筋肉を鍛えることができます。朝食前に行うのがおすすめです。

 

オーラルフレイルを改善する6箇条

  1. かかりつけ歯科医をもち、定期的にチェックすべし。
  2. 歯ごたえのある食材を、しっかり噛んで食べるべし。
  3. できるだけ多種類の食品をとるべし。
  4. 外出を増やし、人とよくしゃべるべし。
  5. 1人で食事をすることを減らすべし。
  6. 毎日ていねいな歯磨きを心がけるべし。

出典:動画 「食べて元気にフレイル予防」 厚生労働省

3 今日の金言

「話す」「食べる」を、友人知人と楽しむことが改善のカギ。

「オーラルフレイル」は、あなたの生き方につながっています。!

       飯島勝矢さん(東京大学高齢社会総合研究機構教授)

オザビエル(私)も、

高齢者の仲間入りをさせていただいて

毎年、歯科医に通っています。

先日、加齢により歯周病が進んでいます」

という診断を受けました。

この「オーラルフレイル改善する6箇条」を守り、

健康寿命を延ばす努力をしていきます。

出典 『 NHKガッテン! 編集部企画 老化予防は口から始める! 』 2019年5月号(発売日 2019年03月15日) 出版社 主婦と生活社 画像はヤフー検索から

タイトルとURLをコピーしました