目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理カウンセラー
植西 聰(うえにし あきら)さんの著書
『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』から学んだ
自己修養のための
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 横綱栃錦の言葉
昭和の時代に栃錦という横綱がいました。
彼は苦労して関取になったものの、
戦争のため徴兵され、終戦まで、軍隊生活を送りました。
しかも、その軍隊生活は地獄のようにつらかったというのです。
一番の理由は上官にありました。
気にいらないことがあると、すぐに兵隊たちに暴力を振るったからです。
栃錦自身、何度も殴られ、
時にはお茶を淹れるのが遅れたというだけで、足蹴りされ、
水の入ったバケツを両手で持たされ、
3時間以上も立たされたことがあったといいます。
このとき、栃錦は、
「この最悪の人間とうまくやれたら、どんな人間とでもやっていける。
この人は修養のための相手になってくれているのだ」
と思ったと言います。
やがて、終戦後、再び相撲の世界に戻ると、
相撲の厳しい稽古や兄弟子の叱咤が、まったく平気に思えたというのです
。
3 運気をためることにもなる
現代を生きる私たちにも同じことが言えます。
最悪の人が身近にいたとしたら、それは自己修養の相手なのです。
その人がいるおかげで、人間として成長していくことができるのです。
その人とうまくやっていくことができたら、
この先、誰とでもうまくやっていけるようになるのです。
言い換えると、そういう人がいて不快な思いをしているとしたら、
それは潜在意識下で運気をためることにもなるのです。
その観点から言えば、最悪の相手というのは、
人生を良い方向に切り開いていくために神様が使わしてくれた
使者でもあると考えられるのです。
4 オザビエルの願い
今日の学びは、
最悪の人が身近にいたとしたら、それは自己修養の相手。
そういう人がいて不快な思いをしているとしたら、
それは潜在意識下で運気をためることにもなる。
長い人生の中で、必ず、そういう人が現れます。
その人がいるおかげで、人間として成長していくことができる、
人生を良い方向に切り開いていくために神様が使わしてくれた
使者でもあると、前向きにとらえ、
大きな希望を持ち、明るい未来へ前進していきましょう。
出典 『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 発売元 PHP研究所 画像はヤフー検索から