269 思い通りにならないから、運がよくなる

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悩ましい感じでイライラの写真

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理カウンセラー

植西 聰(うえにし あきら)さんの著書

ツライときこそ幸運はたまる心配しなくても大丈夫!』から学んだ

幸運のほうに人生を導く

パワーフレーズ」をお届けします。

 一念、岩を通す

私たちには、大なり小なり願望というものがあります。

将来、1級建築士の資格を取って、自分の設計事務所をかまえたい

小さいお店でいいから、ブティックのオーナーになりたい

いつか、オーストラリアで暮らしたい

などなど。

 

一念、岩をも通す」という格言があるように、

こういった願望は情熱信念があれば、

たいていはかなうようにできています。

 

しかし、時には思い通りにいかないこともあり、

中にはどうしてもかなわない願望もあります。

 

そういうとき、人は挫折したり落胆したりして失望しがちですが、

実は思い通りにいかないからこそ、願望がかなわないからこそ、

がものすごく良くなることもあるのです。

 願望がかなわないおかげで、ノーベル賞を受賞!

カルテを見て考えるドクターの写真

そのいい例が、ips細胞(個人から採取した細胞から万能細胞を作り出す技術)の開発が評価されて、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の山中伸弥さんです。

 

山中さんは神戸大学の医学部を卒業後、

ある国立の病院で臨床研修として勤務していました。

「将来は整形外科医になりたい」という願望があったのです。

 

ところが、元来の不器ぶきようがそうさせたのでしょう。

他のが20分で終わる手術に2時間もかかるなどして、

指導から「キミはこの仕事は向いていない」と言われたため、

整形外科医になる夢を断念せざるをえなくなってしまったのです。

 

しかし、そのおかげで研究者になる道を志すことができ、

ips細胞の研究に没頭することができたのです。

 

ということは、もし山中さんが整形外科医になる夢を捨てないでいたら、

ノーベル賞を受賞することはなかったということになります。

 

まさに思い通りにいかなかったからこそ、

大きな幸運を引き寄せることができた好例といっていいでしょう。 

4 オザビエルの願い

今日の学びは、

思い通りにいかないからこそ、願望がかなわないからこそ、

がものすごく良くなることもある。

 

たぶん、生まれてくる前に書いたシナリオに、

第2希望の道を進むように、自分で書いたんだね。

 

さあ、自分の書いたシナリオ通り、

大きな希望を持ち、明るい未来前進しましょう。

出典 『ツライときこそ幸運はたまる心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 発売元 PHP研究所 画像はヤフー検索から

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