目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
精神科医・医学博士
斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書
『モタさんの落ち込みやすい人に効く55のヒント』から学んだ
人の和を大切にする
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 協調性は欠かせないもの
複数集まる集まる組織で働いている場合、
仕事の成功は、チームワークの良し悪しに左右されます。
個人で仕事を受けている場合でも、
発注元や下請けの人たちとの関わりは必ずあるので、
やはり人との関係のつくり方が重要になってきます。
個人主義や実力主義が浸透している昨今でも、
協調性は、気持ちよく仕事をするうえで、欠かせないものです。
日本のサラリーマン社会は、まだまだ団体主義で
和を乱す人間を嫌う傾向にありますから、
上昇志向のある人ほど、心に留めておいたほうがよいでしょう。
チームから疎外されてしまうと、
面白い仕事や責任のある仕事を任せてもらう機会を逃しかねません。
3 「昨夜は何時間眠りましたか?」
協調性をみるのに、もってこいの質問があります。
「昨夜は何時間眠りましたか?」
あなたならどう答えるでしょうか。
答えはだいたい3通りに分かれます。
① 「〇時から〇時まて、〇時間眠りました」
と過不足なくていねいに答えるのが、もっとも協調性のあるタイプです。
② 「〇時間」
と答えるタイプは、合理的とも言えますが、日本の社会ではまだまだ認められにくいようです。
③ 協調性に欠ける疑いがあるのは、
「〇時に寝ようと思ったのですが、どうも寝つけなくて。ウトウトしたものの、〇時には目が覚めてしまいました。おかげで今日は眠くて……」
などと自分の話したいことを散漫に話し出す人です。
質問に答えていません。
また、「しかし」「お言葉ですが」
など反論や自己主義につながる言葉を頻繁に発する人も、協調性に欠ける傾向があります。
自分の言動を振り返って、協調性に欠けていないか再確認しましょう。
人の和を大切にする心がけをもってこそ、他人からも受け入れられ、
リーダーシップも発揮されます。
4 オザビエルの願い
今日の学びは、
協調性は、気持ちよく仕事をするうえで、欠かせないものです。
人の和を大切にする心がけをもってこそ、他人からも受け入れられ、
リーダーシップも発揮されます。
まだまだ、日本の社会は、和を大切にする社会です。
特にスポーツでは、『 for the team 』で団結し、
他の国を圧倒する種目もあります。
それぞれの組織でも、和を大切にし、
楽しく、やりがいのある職場にしてください。
出典 『モタさんの落ち込みやすい人に効く55のヒント』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所 PHP 画像はヤフー検索から