目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
精神科医・医学博士
斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書
『モタさんの落ち込みやすい人に効く55のヒント』から学んだ
ポジティブな感覚を思い出させる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 調子が出ないときは
あなたにも経験があるかも知れませんが、
物事には順調に進むときと、
今ひとつ思うようにいかないときがあるものです。
順調なときにはすべてがかみ合って進んでいたものが、
うまくいかないときは何をやってもタイミングが合わず、
一生懸命取り組んでもなかなか成果が現れません。
そんなときは躍起になって頑張れば頑張るほど、
自分のペースが乱れていきます。
このような悪循環が長く続くと、自信を失い、
ひどいときにはうつ状態になってしまうこともあります。
そうなると自分自身を立て直すのは容易なことではありません。
調子が出ないときは、思い切って気持ちを切り替え、
得意なことに没頭してみましょう。
難しいことでなくてもいいのです。
料理が上手なら、毎日の食事の支度にいつもより時間をかけたり、
運動神経に自信がある人なら、毎朝ジョギングをしたり、
映画に詳しい人なら、気になっていた映画をまとめて鑑賞したりするのもいいでしょう。
3 得意なことを楽しむ
好きなことをしていると楽しくなり、
心が元気になってくるのが感じられるはずです。
そこで「料理がおいしくできた」「興味があった映画がやっとみられた」
などの小さな成果を積み重ねることで、
本来の自分のバイオリズムを取り戻すことができるのです。
物事がどうもうまくいかないと感じたら、焦らないことです。
ムリになんとかしようと思わずに、肩の力を抜いてください。
得意なことを楽しみながら、
ポジティブな感覚を自分に思い出させることで、
それ以外のことも自分のペースで進めることができるようになるでしょう。
4 オザビエルの願い
調子が出ないときは、思い切って気持ちを切り替え、
得意なことに没頭してみる。
小さな成果を積み重ねることで、
本来の自分のバイオリズムを取り戻すことができる。
よくないことが起こらないなら、
幸せなことではありますが、
好きなことをしていると、気持ちが落ち着きます。
小さな、得意なことからコツコツと。
どうか、自分らしく充実した人生を歩んでください。
出典 『モタさんの落ち込みやすい人に効く55のヒント』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所 PHP 画像はヤフー検索から